裏表のコトバがゲームを掌握する
割引あり
シャドウバースには「バハムート」というカードがあった。
登場すると、盤面を一掃し、戦況をひっくり返す圧倒的な力を持っていた。
ここで言う「バハムート」は一つじゃない。世代交代を繰り返し、数多のバハムートが異なる形で存在し、戦局をひっくり返し合った。そんなバハムートは、かつて「バハメンコ」とも呼ばれたほど。
終盤に盤面が翻弄される様子は、まるでメンコ遊びのような不条理さを感じさせる。
言葉の二面性
言葉もまた、この「ひっくり返す」力を秘めている。同じ単語でも、状況や受け取り方によって全く異なる意味を持つことがある。この二面性にはしばしば苛立たされる。言葉が誤解を生むたびに、「どうしてこんなにも意味が揺れ動くのか」と自分に問いかけずにはいられない。
誤解なんて本当に些細な違いで生まれる。だが、その些細さが時に人を傷つけ、距離を生むことがあるのだ。
資質の長短
ストレングスファインダーが示す資質も似たようなものだ。長所として評価される場面もあれば、短所として厄介に思われる瞬間もある。
同じ「特性」でも、その人の置かれる環境や状況で良い面にも悪い面にも変わる。「どうして俺のこの資質は、あんなに面倒に思われるのか?」と感じることは一度や二度じゃない。でも、だからこそその二面性を理解しようとする試みが重要なのだろう。完全な理解なんてない。
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