11月の星の配置とElon Musk氏
11月は時代の返還点。
長らく土の星座であるやぎ座と、風の星座である水瓶座を行き来していた冥王星が11月20日から水瓶座に入ります。本格的な「風の時代」の到来です。
2043年までの約20年間冥王星はみずがめ座にとどまり、個人、社会共に新しい風をもたらします。
また、6月末から長らく逆行していた土星も、11月15日の満月と時を同じくして順行となります。
これまで形になりにくかったものが進み、固まりだし、風の時代への本格移行と同時に進み出すでしょう。
会社の設立等を考えられている方はこここの満月以降をお薦めします(秋の土用も終わっています)
さて世界に目を向けると、アメリカ大統領選という大きなイベントが繰り広げられていました。
正式な発表はまだ先のようですが、現時点で時期大統領はトランプ元大統領の可能性が極めて高い状況です。
今回の選挙戦におけるトランプ氏の勝利を多大にサポートした立役者の1人といえばElon Musk氏といえるでしょう。
今回はテスラ社CEOであり、宇宙事業、「X」やAIテクノロジー事業と幅広いビジネスを展開する、Elon Musk氏にフォーカスしていきましょう。彼を見ることはアメリカを、この世界が見ていく方向を知るヒントとなります。
Elon Musk氏のホロスコープです
今回は簡単に、3つのポイントを軸に読み解いていきます。
①太陽=自分自身、生きる道
蟹座で月との確度も良好(強運)、同じく蟹座の水星が寄り添っています
⇒仲間、家族、チーム、共同体を大切にする
弱きを守り、育む。自分の力、能力を人のために使う。自分の能力の投資
②Tスクエア(キロン・水星・天王星)=抱えやすい葛藤とその突破口
抱えやすい葛藤は、ホロスコープ内の黄色でマーキングした2等辺三角形が表します。
世代の配置もありますが、「社会の不均衡の修正」「型破りな社会革命」といった役割をもつ世代の配置をもちますが、そのミッションを行う上で、「変わり者、奇妙なこと、変なことに夢中になりやすい」「聡明さ×凝り性」「性急さが命取りに」といった個性的な特徴と、「コミュニケーションにおける混乱が生じやすい」「コミュニケーションの不器用さ」「傷つきやすく自分を責める」「異次元の頭の回転の速さ」といった要素が乗っかります。
これらはミッションを進めることで向き合うべき課題、出やすい特徴のようです。
葛藤を超えてミッションを達成するためのポイントとなるのが、やぎ座の性質です。度数から見て、
「歴史は繰り返す」という意味を持ちます。世の中のテクノロジーがいくら進んでも、古代から人間の本質は変わらない。人の営みの原点に立ち返る事。これが彼が今後推し進める革命のヒントになっていくようです。
このポイントは我々にとっても重要なことで、風の時代はテクノロジーの時代でもあります。新しい組織、仕組み、テクノロジーの革命が起きたとしても、この地球における人間の本質は変わらない。そこに立ち返ることが必要なタイミングが訪れるように感じます。特に、昨今日本の「縄文文化」がフォーカスされ、研究がされていることを見ても、既に始まっているかもしれません。風の時代に向かう中で、忘れてはならないことの1つかもしれません。
➂ドラゴンヘッド(火星と重なる)=人生を通じて目指すゴール、方向性、課題
星で見る、Elon Musk氏が進むべき方向性は「みずがめ座」が示します。まさにこれからの20年の時代を表します。
「机に座っている偉大なビジネスマン」という名称の度数を持ちます。まさに彼を表すような一言です。
「冷静で俯瞰的な視野を発揮する」こと、「情熱をもってクリエイティブに携わる」、「人とのつながりで夢を実現」、「壮大なビジョンを掲げ、叶えるために努力」等、Elon Musk氏の現状をそのまま表していますね。
ここに火星が重なっていることも重要なポイントです。ドラゴンヘッドの方向性に進むとき、「仲間意識の強さ」、「仲間と協力し、共通の目的に向かっていく推進力」こういった力が発動していき、そういった出会いを引き寄せます。
ここから見えてくるElon Musk氏は強いビジョンを持ったビジネスマンであり、現実とのホロスコープに大きなずれが無く、星のミッションを達成しながら進んでいるということです。彼にとってとても重要なことは、共にビジョンを描く仲間によって善にも悪にも変わり得るという点、コミュニケーションの不器用さや傷つきやすさ、弱きを守りたいという純粋さに入り込まれ利用される可能性も持ち合わせています。決めた時の推進力は他を圧倒しますが、その「仲間の選択」について、これからも注目していきたいですね。
今回は、世界的に影響力をもつElon Musk氏の星を勝手ながら拝見させていただきました。
ご自身の星を使い、使命を全うすることがどれだけ重要で、結果を伴うか。といった重要な事例ですね。
皆様がご自身の星を使い、時に葛藤の中にあっても輝かせながら、人生の時間を進めていかれるお手伝いをさせていただけることは光栄なことでございます。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
社