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水星逆行と日蝕

noteにお越し下さりありがとうございます。
本日はタイトルの通り、現在進行中の「水星の逆行」と日本時間では4月9日の明け方に起こる「日蝕」について触れていきます。変化の時代に入りました。皆様にとって有益な内容となりますよう、これから大切な星の事象についてnoteで執筆をしていきます。

まずは日蝕のお話からしていきましょう。
日蝕は新月の際に起こりますので、4月9日は新月と日蝕の日となります。
日蝕の影響力は昔から大変強いと考えられ、中世日本の暦においても蝕は「変化・転換期」や何かが起き得る時期として注視され、月蝕や日蝕の時期を当てることが精度の高い暦を取り扱っていることの1つの証でもありました。

今回の日蝕は、日本では観測ができないのですが、アメリカでは観測ができます。アメリカは今回の日蝕の影響を強く受け、ここからの半年から2,3年にわたり大きな変化を遂げる予兆となりそうです。


さて、では日本における影響はどうでしょう。上図は4/9の日蝕図(日蝕開始時の東京での星の配置)となります。
赤丸を付けている、2番の部屋で日蝕が起きます。
2番は「財」「金融」「国家予算」「金銭価値」等 国のお金、価値を表す部屋で、かつ牡羊座で日蝕は起きるので、「軍事」「挑戦」「スポーツ」「行動力」更に、心の傷、癒しをもつキロンが日蝕と同じ場所にいることから、それが何らかの痛みを伴うこと、一方で牡羊座の度数から、社会貢献、ボランティア、癒しを示す度数でもあります。日本の予算がなんらかの社会的な課題への挑戦に向けて舵を切る。といった方向性が伺えます。
同じ2部屋に現在逆行中の水星も入っていて、逆行をしていることから、過去になし得なかったことを行うといった意味につながるかもしれません。日本の動向にも注目したいですね。

日蝕は国家規模だけでなく、我々個人にとってもとても重要な兆しとなります。
ご自身のチャートの中に牡羊座、なかでも19°の近くに星がある方は、その星やそのお部屋が示す分野で強く影響を受ける可能性があります。変化のポイントとして有効活用ができるので、ご自身のチャートのどこで日蝕が起きるか是非ご確認されてください。その場所で是非変化を起こしましょう。
特に太陽星座や月星座が牡羊座の方は注目です。

次に水星逆行についてのお話です。水星はおおよそ4か月に1度、「逆行」といって地球から見た時に逆に進行していくように見えるという実際の天文現象を起こします。紀元前7世紀のバビロニアからこの現象は記録され、注目されてきました。
この期間は一般的に物事が前に進みにくかったり、水星にまつわること、「通信」「メディア」「情報」「商売」等においてスムーズに進まなかったりしやすい時期といわれていますが、過去に戻って見落としたことや、やり残したことをやり直したり、過去の問題を修復することでより前に進む準備を行うにはとても良い時間です。
今回の水星逆行は、4月2日から4月26日にかけておきます。この天文現象は今回は牡羊座で起きます。
日蝕とともにこの4月、ご自身の牡羊座に惑星がある方は少し慎重に、過去を振り返りながら、是正すべきところを見直し、逆行の開ける4月27日以降の戦略を練る期間とされることをお薦めいたします。
新年度すぐの逆行で、すこし何かがスムーズに行きにくい感覚を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。しかしそんな時は、過去を振り返るとそこに思わぬチャンスや宝物がひそんでいる可能性があります。そこを見つける時間とされてください。

長文となりましたがお付き合いいただきありがとうございます。
今年度もよろしくお願いいたします。