見出し画像

10_画像と印刷物とのギャップ

こんばんは、やし(https://www.instagram.com/yashi_bako/)といいます。
あまりにも更新サボりすぎですね。良くないです。
言語化したいネタはいくつかあるので、ぜひ更新頻度を上げていきたいところですね。

さて今回ですが、去る2024/6/21~6/23に東海カメラ部(https://www.instagram.com/tokaicamera.club/)のグループ展がありまして、私もそこで写真展示をさせて頂きました。
写真撮影を初めて1年半。今まで写真を印刷することもほとんど無かったにも関わらず、いきなり複数の方にご覧いただく写真を展示したため、いくつか学びがあったので記録に残そうと思います。

住処の近所でよく撮影しているので、人によっては場所をご存知だったりもしました。

印刷のときに私の手元を離れる ⇒原理的にアンコントロール

今回は外部業者さんに印刷をお願いしたんです。そうすると、時前で現像してSNSにアップロードするような(ほぼ)完全に画質がコントロール下にあるのとは違い、他者の手に委ねられてしまいます。
意図した現像とは違うことが行われる可能性が孕むわけです。
高名な写真家とかなら印刷業者と打ち合わせをしたりトライアンドエラーしたりして画質を追い込むのでしょうが…なかなかそこまで出来ず。

もしケアするとするなら、現像時のお願い事項を文章で伝えたり、出来上がったものを一旦確認したりするしかないでしょうか。

この画像とかは、とっても良い色味に印刷をして頂きました。
そういう意味では、思ったより良くなるという方向の驚きもあり得るということです。


印刷物が表現できるラティチュード

印刷物が表現できるラティチュード、つまりダイナミックレンジって明らかに画像よりも狭いです。今回私はモノクロ写真を出展したのですが、印刷物では微妙なグラデーションが表現できてなかったかな~と思ったのが正直なところです。ちょっと潰れているというか。
紙とかをめちゃくちゃこだわれば改善できるのかも知れませんが、基本的には難しいですよね…Adobe RGBじゃなくてsRGBにすればまだマシになるのでしょうか??このあたりも勉強不足です。

なんとなくですが、現在のフルサイズカメラが表現できるレンジは広すぎて
印刷で表現が難しいのかもと思っています。そういう意味では
フジがAPS-C推しなのは「なるほど~」と思ってしまいます。

印刷物のもつシャープネス

言ってみれば、画面のつるつるした感じと、写真紙の質感が根本的に異なるので、同じ映り方はできない、根本的に思考を変える必要がある、というのが正しいでしょうか(先ほどのラティチュードの話に繋がりますが)

西田航さんが「シャープネスは切る!」とyoutubeで幾度もおっしゃっていたのでメインビジュアルはシャープネス0で挑んだのですが、A3で大きめな印刷だったのもあり、ちょっとシャープネスが弱く感じてしまいました…
ちょっとシャープに写りにくいシチュエーションだったのもあると思いますが、そういう時は流石にシャープネス付与したほうがいいかも知れません。

もしくは、シャープネス以外の問題かも知れません。
というのも、デジタル感を消すためにフィルム粒子を加えたのですが、どうにも印刷時は思った効果が出ませんでした。粒状感はなくモヤッとした感じだけというか…
この辺りは前項で述べたように、印刷⇒確認、のプロセスが要るのでしょうね。


フィルム粒子ではないですが、こういう画像では水しぶきが美しく表現できてました。
何の違いでうまく粒状感が出たり出なかったりするのか…!! まだわかりません。

結局どうするのか

なかなか簡潔に結論を出しにくいですが…
試行錯誤の回数を増やすしかない、というのが1つだと思うのです。
だとしたらまずは、ちゃんとしたプリンター買って、自室で追い込みをするというのが絶対必須に思います。印刷に適合した現像ができて、アンコントロールの範囲を狭められると思いますので。

さて、プリンター何を買えばいいかな…ただでさえ、最近レンズの散財が激しいのに。。。 そちらも近日中に記事にしたいと思ってます。
それではまた!

いいなと思ったら応援しよう!