バランスが取れない

いつも何かに取り憑かれているようだ
進行方向を、180度にしか変えられず
ころっと態度を変え都合よく振る舞い
弁明の度に周囲を困惑させ
安心のために見え透いた嘘をつき
勝手に傷付き不安を覚えては弁明し

キモすぎる

しかし、信じてください
昔は、人を笑わすことができたんです
ほんとに、ほんとに、自然に、さりげなく、
人を笑わせることができたんです

人が大好きだったんです
それが、なぜだかわからなくなって
ほんとは今も大好きなんでしょうけど
なぜか言えなくて
感謝の気持ちでいっぱいなのですが
まるで嘘のようで、一言も言えなくて

つまり、人との距離感が狂ってます
溶け合うか、拒絶か、でしか
心地が良くないというか

キモすぎる

そして、こんなことの何が苦しいのか
俯瞰してみると理解できないのは当然でして
これは多分生まれつきのものでして
治すとか治さないとかではないものでして
誰にも言えず終いでして

このように生まれてしまったのがドンマイと、
誰のせいにもできないですし
かと言って内に秘めとくのは苦しく
かと言って同情を買いたい訳ではなく
こんな私、可哀そうでしょ?
みたいな人間にはなりたくないのですが
現在進行形でそんな人間になってまして
メンヘラが嫌いなのに、メンヘラでして

兎にも角にも、文章という距離感でなら
分かち合えるのではないかという試みでして

キモすぎる

かっこいい人間になりたい
さりげない人間になりたい
あの人みたいになりたい

と、日夜思うものの、心の隅に住まう
にやけ面の心底人を小馬鹿にした瞳を持つ
如何にも鼻につく細身で猫背の男を無視できず
気付けばつい、こぼしてしまいます

話がそれましたが、つまり
いつの間にか私は
場の空気をぶっ壊す天才になってしまいました

ちょっと前まで、
場の空気を読む天才だったんですけど()
途端に、嘘はつきたくねぇという衝動に駆られ
そして、このザマです

淋しいです

嘘をつきたくなかっただけなのに
なんなんでしょうかこれ
なんで神様そういうことするんですか
オメェがくたばれ!

やべっ!悪態ついちゃった
ごめんなさいごめんなさい
私が悪いんです私が悪いんです
と、これくらいで許してください
やっぱオメェのせいだぜこのクソボケ!

いや、ほんとにすみません
二度と生まれ変わりたくないんです
精一杯頑張ります
頑張れるでしょうか?

いえ、頑張ります
はい、はい、はい、、、

私にとって
嘘をつかずに人と関わるのは至難の業でして
『嘘』という表現がよくないのでしょうけど
『心遣い』と読めばいいのでしょうけど
自分を誤魔化すのに疲れ果ててしまいまして

しかし世の中、それすらも飲み込み、
心遣いを続けるかっこいい人がいっぱいいます
あの人たちは、孤独と闘い続けています
およそ人間技じゃありません

私、頑張る自信がありません

うるせぇよ、ばか!!!

頑張るなっつってんの!

なんで0か100なんだ!

これ病気っすね!

いいじゃないっすかてきとーで!

はい、おっぱいおっぱい!

解散!

いや、ここまで来たら言ってしまおうか!

俺は聖人じゃねぇーからな!

...!!

......!!

...いや、結局、俺が悪くて、

嫌われるのも、好かれるのも、怖いんです
そんな人間なので、人様のせいではないんです

好かれるのも怖いってのはおかしな話ですが
あの、私を信じて疑わない目の輝きが、
私の何かしらを知り、勝手に濁るその輝きが、

何考えてるかわからない虫みたいな、
右かと思えば急に左に曲がる雀蜂みたいな、
予測不可能な怖さがありまして、

そうさせるのは私なんでしょうけど、
つい油断して『心遣い』を怠ると、
そうなるのはしょうがないんでしょうけど、

ほんと、人間関係って全部、
『嘘』なんじゃないかと、思ってしまいます。

女々しすぎワロタ。

あはは、なんだ、
やっとわかったぞ、この獣め、

俺の本質、
俺は、俺が可愛くて堪らないのです。

なんだ!そうだったのか!
嬉しい!嬉しい!
僕は究極のナルシストです!

僕は!僕が大好き故に!
弱さを演じていたのです!

いやはや、騙されましたよ!
名演ですな〜!このこの〜!
皆んなにはバレバレだったかな?
恥ずかしい〜!

いや、なんか覚めました。
そんなに好きでもないですね。
あれれ、難しいな、

とにかく、カラクリがわかったので、
これからは自己嫌悪も回避できそうですね。







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