いつか私も逝く場所に

同じ病気と闘っていた彼女が旅立った、と
彼女のLINEアカウントを使って
妹さんが知らせてくれました。

彼女とはInstagramで知り合いました。
左が私、右が彼女。念願だった初対面が叶った、今年9月の写真。

彼女の闘病は2016年3月から。
次男君の授乳中に、乳腺炎だと思って受診したのが始まりだったそうです。
まもなく術前抗がん剤開始、10月に全摘、リンパ郭清手術。
その後、放射線治療、経口抗がん剤服用を経て
2017年7月、一連の治療が終了。
なのに、8月には再発との診断。再び抗がん剤治療。
そして何度も変更したどの薬も、彼女には効いてくれませんでした。

ふたりの息子さんは、6歳(小1)と3歳。
昨年7月には新居を購入。
子どもたちの成長を見届けるんだ!と
つらい治療にも耐えていました。

彼女に会えた日、プレゼントしたぼうし。
9月の私、なぜか超ハードスケジュールでしたが
前夜に貫徹して、なんとか直接渡せました。
これを受け取るとき、彼女は涙を流して喜んでくれて。
寒くなってきたらガンガン使ってね♪って思ってたけれど
一度でも使ってもらえたかな。。


なこちゃん。
もう痛みや苦しみからは解放されたよね。
私は悲しすぎるとね、涙が出ないの。今もそう。

ごめんね、私は当分そっちに逝く予定がないの。
もっとも、私がすぐ逝ったら
なこちゃん怒るでしょ?(苦笑)
でも、いつか私もかならず逝く場所。
私が逝ったら
38歳そのままの可愛い笑顔で出迎えてね。

なこちゃんに編んだ、ぼうしと同じように
私は、自分が編むぼうしひとつひとつに
これからも気持ちを込めて、編んでいくよ。

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