はじめての馬券購入(2021年日本ダービー)
昨日の日本ダービー(東京優駿)で、はじめて馬券を買ってみた。
競馬については、テイエムオペラオーが年間無敗(重賞8連勝、G15連勝)を達成した2000年ごろから、ディープインパクトが引退した2006年ごろまでの時期に特に熱心に見ていた。よって好きな馬もこの時期の馬が多い。
父はフランスまで見に行くほど競馬が好きなので、競馬を見始めたのは父の影響である。
最近になってまた真面目に競馬を見るようになった。昔好きだった馬の子や孫が走っていて楽しいのと、自分の周りにも競馬を好きな人が以前より増えた気がしていて、誰かと競馬の話をできるのが楽しいので。
昔とは違って成人もしたわけだし、今年のダービーでは馬券を買ってみようかなと思った。
ダービーについては、買うかは別として、まあエフフォーリアは勝つのかな〜と思っていた。それに、この馬の祖父にあたるシンボリクリスエスとハーツクライは特に好きな馬だったし、父エピファネイアも含めて全員がダービー2着という因縁もあったので応援したい気持ちがあった。
ハーツクライについてはあのキングカメハメハを相手によくやったなという印象だったが、エピファネイアについては本当に悔しい2着だった。福永祐一はキズナのこと見えてなかったんじゃないかと思う。
シンボリクリスエスは3歳で天皇賞秋や有馬記念などの古馬G1を勝つ(3歳で天皇賞秋を勝ったのは2000年以降ではシンボリクリスエスのみ)ほど3歳時から完成度の高い馬であったが、ダービーは獲れなかった。青葉賞からのローテーションではダービーを獲れないというジンクス?もある(2着は結構いる)。
あとは、皐月賞で1着のエフフォーリアとその他の馬の差が大きかったので、2着3着あたりは別路線の馬が来るのではないかと予想した。となるとレコードタイムが出てレベルの高かった毎日杯が気になる。このレースで1着だったのはシャフリヤールだが、個人的には2着のグレートマジシャンが気になった。
なんとこの馬、手前を替えていない。それどころかコーナーを逆手前で走るというガバガバっぷり。それでもこれだけ走れるというのは相当なポテンシャルの持ち主だ。
別路線といえば当然サトノレイナスの名前が挙がる。NHKマイルでのソングラインの走りを見て、今年の3歳牝馬への期待値は大きく上がっただろう。サトノレイナスならダービーでも多分いい勝負になるし、エフフォーリアが負けるとしたらこの馬かもとすら思っていた。
しかし、やはり牡馬と走った経験が全くないというのは不安で、そこはウォッカとは違うなとも思っていた。
結局、馬券は1-13のワイドを買った。13番のグレートマジシャンはそこまで人気にならないだろうと思って入れたのだが、直前には結構人気になっていた。16番のサトノレイナスは迷った末買わなかった。1番のエフフォーリアはこのメンバーだと、確実に3着以内に入ると言えるのはこの馬だけかな〜と思ったのでやはり買うことにした。
レース内容はこんな感じ。
エフフォーリア負けちゃった。2着。途中かかり気味だったが横山武史はがんばって下げていたし、いい騎乗だったように思う。レース前の大量の発汗を見て心配になったが、疲れが残りやすい体質なのだろうか。
1着は毎日杯を勝った10番のシャフリヤール、鞍上は福永祐一。福永祐一といえば、2018年のワグネリアンでのダービー初制覇が記憶に新しい。ダービーは一度勝ったら勝ちやすくなると誰か(誰だっけ)が言ってたけれど本当にそうだよな。
3着は11番ステラヴェローチェ。このレースで一番「強いな〜」という印象が残ったのはこの馬だった。皐月賞で馬場最悪のところをずっと走っていたので、流石に疲れが残っているだろうと思って候補にも入れていなかった。でも体重も減らしてきてたし、体強いんだろうな。それってほんとうにいいことだよ。
ステラヴェローチェといえばあの凱旋門賞馬バゴの子。バゴの子といえば、他に有名どころでクロノジェネシスがいる。両馬とも凱旋門賞登録してるらしいし、ほんとうに楽しみだよな。
4着は13番グレートマジシャン。馬券外れました。
この馬、また手前替えてないじゃないか〜〜〜!グレートマジシャンが手前を替える日がとても楽しみです。この馬はきっと大物になるぞ。
5着は16番サトノレイナス。1,2着と3〜5着はほんとうに接戦だった。やっぱり今年の3歳牝馬は強いぞと思えるような内容でほっとした。