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自分に向いてない仕事を続けるべきか悩むよね

私は向いていない仕事を5年以上続けています

私は、新卒から5年以上ずっと法務部にいます。でも、私は法務という仕事が向いていません。

受験の時の願書ですら面倒なので親に書かせたくらいのズボラだったので、契約書や六法全書を読むのはただただ辛いし、目は痛くなるし好きではありません。

また、適職診断をすると、どうやら私はサービス業などの人と対峙したり、人の感情に寄り添ったりする仕事が向いているようで、書類と睨めっこしてロジックに沿ってテキパキと判断するような仕事はあまり向いていないようなのです。

友達にも、上司にも、親にも「向いてはいないかもね」と言われ続けていましたし、もちろん、同期よりも結果を残せていませんでした。

5年やってみて良かったこと/悪かったこと

石の上にも3年とか、新卒で入ったら3年は辞めるなとか色々と言われることもあるかと思います。とにかく石の上にも3年!にはメリットがあるのでしょうか?

実際に5年も石の上に居座った私がフラットに良かったことと悪かったことを挙げるとすれば、以下のようになります。

👍良かったこと

(1)新卒から法務を5年以上継続している人間は珍しいので、ある程度ニーズがあるスキルが身に付きました。

これは職種の珍しさのお陰ですが、どんなに苦手なことでも5年とりあえずやると、最低限の仕事はできるようになります。

同じようなキャリアを歩んでいる人が少ないようで、転職などでも競合がいないので、あまり能力を問われることなく、比較的転職などを有利に進められました。

(2)向いていない仕事を続ける人は少ないので、必然的に部署に似たような人が少なくなるのでキャラを差別化できました。

例えば、会社としてミスが無いような仕組みを考える時に、マニュアルを無視するようないい加減な人でもできるような仕組みを考える必要があります。

これは次で説明する「自分の苦しさを分かってくれる人がいない」という悩みと裏腹で、いい加減な人は私しかいないので、そういう人に合わせて会社のルールを決める時には、私の意見が重宝されることがありました。

👎悪かったこと

(1)仕事自体が楽しいとは思ったことはありません。

幸い、周りの人に恵まれていたのと、給料が周りより少し良かったので、なんとかモチベーションを保っていましたが、仕事自体にわくわくするという感情がありませんでした。

5年目になって、やっと自分で工夫する余地が出てきたり、自分なりの仕事の進め方を試すことができるようになってきて楽しくなってきましたが、3年目までは「ハラハラ」はあれど「ワクワク」はありませんでした。

(2)自分の苦しさを分かってくれる人がいません。

向いていない仕事をやっていると、同じ部署の他の人が当然にできることが自分にはできないことがあります。

私の場合には法律の条文を隅から隅までリサーチするということが苦手でしたが、法務部なのでもちろん周りはそういったことが得意な人が多いので、悪目立ちしますし、「わかる、難しいよね~」と言い合える人がいませんでした。

今、仕事を辞めようか迷っている人

この投稿を読んでいる人の中に、自分に向いていない仕事を辞めるかどうかを決めかねている人もいるかもしれませんね。

私が自分なりに転職するかどうかを考えたときには、主に以下の軸で決めていました。

※(1)から順に優先順位が高い軸です。

(1)体調が悪くなるような仕事ではないか。

体調を崩すほど向いていない仕事は辞めたほうが良いです。体を壊したら元も子もありません。頑張らないように、頑張ってください。

(2)自分にやりたい仕事があるか。

もしやりたいと思える憧れの仕事があるのであれば、自分の懐事情と相談してチャレンジすることも考えても良いと思います。

私は、特に仕事では自由に使える時間とお金がほどほど貰えれば、特にやりたい仕事はありませんでした。

(3)今の仕事を続けていればくいっぱぐれないスキル・資産が身に付くか。

スキル・資産は、専門知識だけではなく、人脈や、貯金なども含まれます。向いていないと思いつつも、積み重ねることで得られるものがあると思う仕事であれば、得られるものがあるうちは続けても良いと思います。

逆に、何にも積みあがっていかない、自分自身の時間や健康が消費されるような気持ちになるのであれば、別の仕事を考えても良いと思います。

(4)現実に条件を満たす転職先や進路が存在するか。

なんだかんだ食っていく必要があるので、次の食い扶持があるかは確認必要です。

意外と転職活動した結果、今いる会社の良いところが分かったりしたこともあったので、機会があれば他社の仕事の様子などを聞いたり、常にゆるい転職活動をして情報を集めていました。

後悔するかもって二の足を踏んじゃいますよね。

色々考えても、「もし転職して、今より状況が悪化したらどうしよう…」と思ってしまって転職に踏み切れないこともありますよね。

転職活動では色んな人に「後悔だけはしないようにね」と言われる機会がありますし、「後悔しない転職」みたいな本も良く出回っているので、後悔だけはしたくないという気持ちが強くなります。人の「後悔したくない!」という気持ちはお金になるんだろうなぁと思います。

でも、後悔してもいーんです!!(カビラジェイ風に読んでください。)

後悔はダメなことでは無いです。一生懸命生きていたら後悔することはたくさんありますから、後悔している自分を責めないでくださいね。

転職に失敗したら、noteに書いてみるのはどうでしょうか?成功した人の話は良く聞きますが、失敗した人は発信したがらないので競合の少ない良いコンテンツになると思います。

そんなことを考えている私は楽観的すぎるタイプかもしれませんが、それぐらいゆるく生きても良いんじゃないかな~と思っています。

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なんだか、大げさなタイトルを付けた割には、たいして役に立たない投稿になってしまいました。

まあ、成功しないといけない、と根詰めるとしんどいので、適度にゆるく行きましょう。

後悔してもいーんです!!(カビラジェイ風に読んでください。)(気に入った。)

今後も継続的に記事を書き続けていく予定です。 100円くらい投げてやっても良いかなという方がいらっしゃったら、とっても嬉しいです。ぜひよろしくお願いします!