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Les Baxter and His Orchestra - Confetti
レスバクスターによるスプラッシュ系ミッドセンチュリーラウンジミュージックの王道、1958年作。エキゾチカの一連の作品と並行して煌びやかな質感に包まれた本作があることであらためてレクバクスターの豊かな音楽性に感心してしまう。映画音楽やスタンダードを含めて集められた楽曲がすべて一つにつながる見事なオーケストレーションに圧倒される。
Heartstring Melodyは、流麗なオーケストレーションと男性コーラスの組み合わせが素晴らしい。コーラスが全編を覆う訳ではなく、ストリングスと交互に登場するアレンジになっている。柔らかなアプローチが素晴らしい。
Love Beginsは、ピアノによるクラシカルな旋律とその周囲をあらゆる手法で囲うストリングスによる目眩くシーンの切り替えが素晴らしい。ピアノのユニゾンは時折エキゾチカを連想させるフィーリングが入り混じる。レスバクスターらしい楽想だと思う。
I Never Had A Dream Like This Beforeは、カクテルピアノ風のピアノのオブリをゆっくり支えるような穏やかなユニゾンボーカルが素晴らしい。ミッドテンポで叙情的になり過ぎないアレンジがむしろ旋律のエモーショナルなアプローチを引き出しているように思う。