酒さ録②~皮膚科に行ったが、大変なことに~
こんにちは!やさこです。
肌荒れで皮膚科に行ったことがある方はたくさんいらっしゃると思います。
すぐに皮膚科に行くことはとても大切なことです。
しかし、皮膚科に行ったのに症状が改善されないという方もいらっしゃいませんか?
私にもそういった経験があります。
今回は謎の肌荒れを起こした私が皮膚科に行ったのに、さらに悪化してしまったことについて書いていこうと思います。
一向に良くならない肌荒れ
私の肌荒れは「化粧品を間違った使い方で使用してしまった」ことが原因です。
詳しくは、酒さ録①をご覧ください。
放っておけば治るだろうと考えていたのですが、一向に良くならず。
良くなるどころかどんどん悪化していきました。
顔中にニキビとは違う謎の小さなブツブツが無数に現れ、肌がゴワゴワしていました。
脂漏性皮膚炎と診断される
放っておいても全く治らない肌荒れに悩み、ようやく皮膚科に駆け込みました。
そこで病院の先生から『脂漏性皮膚炎』と診断されました。
病名が判明すると、これで治るぞ!と少しほっとしたのを覚えています。
そして「ロコイド」というステロイドの塗り薬を処方されました。
これが、さらに肌荒れを悪化させるとはこの時は夢にも思いませんでした。
ステロイドを処方され使用をした結果
ステロイドと聞くと少し不安になりました。
というのも、謎の肌荒れになってから色んなことを調べていてステロイドの長期使用による副作用などを見たことがあったからです。
先生にも聞きましたが、「ロコイド」は弱い方のステロイドだからと言われて恐る恐る使うことにしました。
使用して3日くらいで、それまで何をしても改善しなかった肌荒れの症状が落ち着き始めたのです。
そして一週間くらいすると炎症していたせいで色むらはありますが、ブツブツが減りお肌がつるつるになりました。
こんなに早く治るのであればすぐに病院に行けばよかったと思いながら、ステロイドの使用を中止します。
しかしステロイドの使用を止めるとまた赤みやブツブツが出現し、使用を始める前よりも症状が酷くなりました。
怖くなった私は再度病院に行き、「初めは良かったが、止めたら前よりも酷くなった」ことを伝え、「ロコイド」をこのまま使い続けてもいいか?と尋ねました。
先生は「ロコイド」は赤ちゃんでも使えて、3ヶ月くらいは使っていいと。
怖い気持ちは0ではありませんが先生がそう言っているのであれば大丈夫だろうと思い、またより酷くなかった肌を受け入れることができなくて「ロコイド」の使用を再開させました。
再開させた直後は調子が良かったのですが、使い続けていくと薬がどんどん効かなくなってきました。
使用していても赤みやブツブツが出てきてしまったのです。
その後も何度か病院に行き、今度は非ステロイド系の薬を処方されましたが全く効かず。
仕事の都合でどうしても肌荒れになると困るのと特に他の治療もなかったのもあり、3ヶ月は大丈夫の言葉を信じてまたまた「ロコイド」を使用し始めました。
薬が効かなくなっていることもわかっていて、さらに肌の様子が明らかにおかしかったので仕事がひと段落したのと同時に使用を止めました。
「ロコイド」を使ったのは計2ヶ月くらいです。
今思い返すと、初めに処方された時に量や使用期間など具体的な説明はありませんでした。
予想はしていましたが、使用を止めてからみるみるうちに肌がボロボロになっていきました。
もう一生治らないんだと、本当に怖くて悲しかったです。
もう先生の言葉も信じられなくて、病院に行くことも辞めてしまいました。
『酒さ』にステロイドは使ってはいけない
この時はまだ自分が『酒さ』であると知りませんでした。
後に知ったことですが『酒さ』には長期間ステロイドは使ってはいけなかったようです。
ちなみ『脂漏性皮膚炎』の治療にはステロイドが使われることもあるようです。
『酒さ』と『脂漏性皮膚炎』はどちらも肌に赤みが現れます。
私は結果的に『酒さ』であるのにも関わらずおよそ2ヶ月ステロイドを使い続けてしまったため、当初の肌荒れよりももっと悪化してしまったのでした。
誤解しないでいただきたいこと
私は病院に行くこと、ステロイドを使うことを決して否定したいわけではありません。
『酒さ』にはステロイドは使ってはいけないですが、ステロイドの使用が必要な病気もあります。
症状が出たら病院に行く、ステロイドに限らず信頼できるお医者さんと相談して治療を受けてほしいです。
お伝えしたいこと
私自身お医者さんと相談しながらステロイドを使ってはいましたが、症状が良くなるどころかどんどん悪化していってしまいました。
病院に行くことは大切ですが、不安に思った時点で他の病院に行ってみれば良かったと思います。
実際病院を変えてから改善していきました。
『酒さ』に限らずですがもし治療しているけど改善しなかったり明らかに悪化してしまったりしたら病院を変えてみるのもひとつの手かと思います。
まとめ
まとめますと
『酒さ』ではなく『脂漏性皮膚炎』と診断されてしまった。
『酒さ』なのにステロイドを数ヶ月単位で使用し、肌荒れがさらに悪化してしまった。
伝えたいことは「明らかにおかしいと感じたときは、別の病院に行くことも選択肢のひとつとして持ってほしい」ということです。
ご覧いただきありがとうございました。