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酒さ録⑤~『酒さ』の塗り薬について~

こんにちは!やさこです。

酒さ』の塗り薬、色々あるけどどう違うの?
どれがいいの?とお悩みの方。

今回は、私が実際に使用した『酒さ』の塗り薬について書いていきます。


塗り薬の種類

塗り薬の成分としては下記の3つが有名です。

  • イベルメクチン(イベルメクチンクリーム)

  • アゼライン酸(AZAクリアなど)

  • メトロニダゾール(ロゼックスゲル)

塗り薬は主に赤いブツブツに効果があると言われています。

それぞれの特徴

私の上記の薬をすべて使用しました。

使用した順番としては
イベルメクチン→②アゼライン酸→③メトロニダゾール
です。

①イベルメクチン

イベルメクチンクリームという薬に配合されています。
保険は適応されないので自費で処方してもらうようになります。

イベルメクチンクリーム

効果として

イベルメクチンは、駆虫作用によって酒さの原因といわれるニキビダニを死滅させます。また炎症を抑える効果があり、酒さの症状を改善します。
イベルメクチンは比較点即効性が高いため、早ければ2週間程度でかなりの治療効果を実感することができます。

引用元:ファミリアクリニック

副作用として

安全性が高く副作用が少ないことで知られています。
稀に赤み、乾燥、痒みなどを生じることがあります。

引用元:うらた皮膚科

妊娠中や授乳中の方は使えないようです。


私は初めて『酒さ』と診断されたときに、処方してもらい使用した薬です。
最初の1本は病院で処方してもらいました。
ですが病院で購入すると高いので、まったく同じものを私は海外から個人輸入して購入していました。

  • 使用期間:計1ヶ月半ほど。本数でいうと約1.5本(1本30g)。だいたい1本1ヶ月くらいで使い切りました。

  • 使用方法:1日1回夜洗顔してスキンケア後に使用。

  • 刺激感:一番症状が酷いときに使っていましたが、私はしみたりすることもなく刺激を感じずに使えました。

  • 効果実感:使い始めて数日でブツブツに対して効果を感じました。1ヶ月ほど使い続けていくと初期よりも効果が穏やかになっていくように感じました。

②アゼライン酸

有名な薬としてはロート製薬のAZAクリアというものに配合されている成分です。
AZAクリアはクリニック専売品です。
保険は適応されないので自費で処方してもらうようになります。

効果として

ニキビダニに対する抗菌作用、抗炎症作用、抗酸化作用を発揮します。
ニキビにも効果があります。

引用元:ファミリアクリニック

安全性も高く、早ければ2週間で効果が出ると言われています。

副作用として

副作用としては、皮膚の赤み、熱感、ピリピリとした痛み、乾燥、かゆみなどが起きる場合があります。
ただし、皮膚の赤みや熱感、違和感などは様子を見ていると改善することが多いといわれています。

引用元:前田メディカルクリニック

妊娠中や授乳中の方でも使えるようです。


私はAZAクリアではなく、エザニッククリーム20%という薬を使用していました。

エザニッククリーム20%

AZAクリアよりもエザニッククリームの方が安価だった為、イベルメクチンクリーム同様海外から個人輸入して購入していました。

  • 使用期限:計2ヶ月ほど。本数でいうと約2.5本(1本15g)。だいたい1本20日くらいで使い切りました。

  • 使用方法:1日2回朝夜洗顔してスキンケア後に使用。

  • 刺激感:アゼライン酸は使い始め刺激があるとも言われていますが、私は刺激を感じずに使えました。

  • 効果実感:使い始めてイベルメクチンクリーム同様、数日でブツブツに対して効果を感じました。イベルメクチンクリームよりもより効果を感じた気がします。ニキビや色素沈着にも効果があるとのことですが、それは特に感じませんでした。

③メトロニダゾール

ロゼックスゲルという薬に配合されている成分です。
2022年よりロゼックスゲルは保険適用になりました。

ロゼックスゲル

効果として

ニキビにも使われる外用薬で、菌の分裂や増殖を抑え、殺菌作用を発揮します。
ニキビダニや寄生虫といった「菌」が原因の酒さや赤ら顔、ニキビなどにも効果があります。その他にも抗炎症作用や免疫抑制作用、活性酸素除去作用があります。

引用元:ファミリアクリニック

早ければ2週間で効果が出ると言われています。

副作用として

主な副作用として、接触皮膚炎、乾燥、かゆみ、皮膚のつっぱり感、皮脂欠乏症などが報告されています。

引用元:くすりのしおり

妊娠3ヶ月以内の方、授乳されている方は控えた方がよいそうです。

注意点として
・薬を使用している時は飲酒を控える。(アルコールの代謝を妨げる可能性があるため)
・日光や日焼けランプの使用を避ける。(効果が減弱することがある)
・直射日光、凍結を避けて常温で保管する。
・12週間を超えて使用する場合は医師に相談。


急遽現れた額のブツブツ(『酒さ』のブツブツというよりは小さいニキビのようなもの)が酷いときに、イベルメクチンクリームもアゼライン酸も効かなくて病院で処方してもらいました。

  • 使用期間:計2ヶ月ほど。本数でいうと約2.5本(1本15g)。だいたい1本20日くらいで使い切りました。

  • 使用方法:1日2回朝夜洗顔してスキンケア後に使用。朝使用時は日焼け止め必須のようです。

  • 刺激感:私は刺激を感じずに使えました

  • 効果実感:額のブツブツに対してはとても効果がありました。頬に残るブツブツにも使用してみましたが、額のブツブツほどの効果は感じませんでした。個人的には『酒さ』にというよりは、ニキビに効いたという実感です。

効果の比較

イベルメクチンメトロニダゾールを比べると、『酒さ』のブツブツに対してはイベルメクチンの方が効果が出やすいとされています。

私も個人的にそう感じ、さらにイベルメクチンよりもアゼライン酸の方がブツブツに対して効果を感じました。

『酒さ』のブツブツに対しては
アゼライン酸>イベルメクチン>メトロニダゾール
でした。

ただそれぞれの特徴のところでも記載しましたが、メトロニダゾール小さいニキビのようなものに絶大な効果を感じました。

私の薬の使い方について

イベルメクチンアゼライン酸メトロニダゾールも薬です。
特にイベルメクチンアゼライン酸は日本では保険が効かないものです。
基本的に症状がある時に使用し、良くなったら使うのを止めています。
これらの薬を予防のために長期間使うことはしていません
病院で指示された時を除外して、基本的に薬をだらだらと長期間使わないようにしています。(ステロイドをだらだらと使ってしまったこともあり・・・)

また病院で薬を処方されたら

  • 1回にどのくらいの量を使うのか。

  • どのくらいの期間使うのか。

  • どのくらいの期間使い続けてよいのか。

  • よくなったら後も使い続けるべきなのか、そうだとしたらどのくらいの期間なのか、いつ使用を止めるのか。

などを聞くようにして、できるだけ理解して使うようにしています。

まとめ

まとめますと

  • イベルメクチン・アゼライン酸・メトロニダゾールどれも効果は感じた。

  • どの薬も刺激感は感じずに使えた。

  • 個人的に『酒さ』のブツブツに一番効果を感じたのは、アゼライン酸

私はこのように感じましたが、合う合わないは人それぞれです。
お薬ですので副作用やご自身が使えるのかどうかなど、病院できちんと説明を受けてから使用してください。

ご覧いただきありがとうございました。


参考
上野御徒町ファラド皮膚科
https://falado-derm.com/guide/rosacea/

池袋駅前のだ皮膚科
https://tokyoderm.com/list/5/detail/2503.htm




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