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人と同じはイヤ? それとも同じがイイ?
今やランドセルは季節商品ではなくて、一年中売られていますよね。海外でも知られるようになりました。
6年間使わなければなりませんから、頑丈でなければならない。そのせいか、価格が高いですねー。
でも、私はランドセルというシロモノを1年間しか使いませんでした。
昔の小学生は、男の子は黒、女の子は赤のランドセルを背負います。私は、赤いランドセルがイヤで、2年生になると、当時中学生たちが使っていた手提げの布製かばんを買ってもらい、それをずっと愛用していました。もちろん、そんなことするのは、私だけでした。
結婚して娘が生まれ、長じてランドセルを買いに行った時のこと。
私の時代は赤と黒だけ。でも、娘の時代にはランドセルのカラフル化が始まってました。といっても、今ほどではなく、モスグーンとか水色、ピンクが出始めた頃です。
おしゃれなモスグリーンを買おうとしたら、娘が「いや」だと言うのです。じゃあ、ピンク?
「みんなと同じじゃなきゃイヤ! 赤がイイ! 赤!!!」。
びっくり。
私は「人と同じはイヤ」派で、娘は「人と同じがイイ」派だったんです。
親子なのに価値観は正反対。生まれつきなのか環境なのでしょうか。
私は、人と同じがイヤだったから、赤いランドセルを拒否したわけで、そういえば、16歳で二輪免許を取った女子なんて、当時居ませんでしたっけ。しかも、普通免許を取った後、さらに11トンダンプが運転できる大型と、ユンボなど特殊車両の免許も取ってます。
今日にいたるまで私は、常に個性的なものが好きです。そして娘は、超保守的で、私よりもおばさん化したファッションを好みます。
三つ子の魂百まで、なのだなぁ。