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ずっとお風呂が苦手でした!

天気予報では曇りの予定が終日雨がパラついている淡路島です。

冷えとり健康法は、下半身を温めることによって、巡りをよくしていく健康法で、その基本となるのはまず半身浴です。部屋の暖房でも温かい空気は上に行くように、上半身は熱がたまりやすくなっているために上半身と下半身では下半身の方が体温が低く、その差が大きいほど全身の血流やリンパ液などの巡りが悪くなって色々な病気の原因となります。

これを解消するためには常に下半身を温めて「頭寒足熱」にするのがよく、最も良いのがお風呂です。お風呂に入っていない時に下半身を温めるツールとしてあるのが靴下の重ねばきです。

2011年にこの、進藤義晴先生の著書を何冊か読み、「冷えとり健康法」を始めたのですが、肝心のお風呂が苦手でした。何十年間も「シャワー派」だったからです。30分間以上の半身浴ができるまで、何年もかかってしまいました。

2015年から毎年のように、「まきちゃん先生の冷えとりお話会」に参加するようになり「冷えとり健康法」の理解を深めてきましたが、その時に先生がおっしゃった言葉に「お風呂は加温」「靴下は保温」と言うのがありました。まずはお風呂に浸かることが一番大切なのです。

お風呂に長く浸かることが出来ない理由はお風呂で「リラックス」出来ないことでした。お風呂の中で何もしないでボーッとするのが苦手だったのです。いわゆるカラスの行水タイプ。どうやったらリラックスできるようになるかを試行錯誤しました。色々試した結果、私の場合、次のような方法で今に至っています。

1、お風呂のフタを取り換えた

うちのお風呂のフタは、凹凸のある丸めることのできるタイプでフタの上に物を置いたりしづらかったので、平たい板を3枚乗せるタイプに換えました。半身浴時には2枚でフタをし、開いた場所に身体を入れます。これにより色々なものを持ち込めるようになり、お風呂時間を楽しめるようになりました。また、フタの上に突っ伏す感じでうたた寝することができるようになりました。

2、お風呂の明かりを消す

 明かりを消してもドアがすりガラスなので脱衣所の明かりで真っ暗にはならず、ちょうど良い加減になりました。「本」を読むには暗いですが今はiPadを持ち込むことが多いので充分です。リラックスするのに照度はとても大事です。

3、バスタオルをフタに敷く

縦に4つ折りにして、フタに乗せています。ここに腕と顔を乗せてうたた寝ができるようになりました。(バスタオルがない時は痛かった)寒い時は肩からかけることもでき、水に手が濡れたら拭くことも出来ます。お風呂から上がったらこれで身体を拭きます。

4、iPadを持ち込む

うたた寝するのに最初はスマホを持ち込み、リラックスできる音楽を流しました。だんだん寝落ちする曲が決まってきたので、毎度同じパターンで流していました。今は、iPadで音楽を流すこともありますが、TVerで好きなドラマを観たり、YouTubeを観ることが多いです。1本観ると30分から1時間断つと、じわっと汗をかいて身体が温まるのを実感できるようになりました。

この他、アロマオイルは元々生活に取り入れているので好きな香りを垂らします。バスソルトは「エプソムソルト」という硫酸マグネシウムを入れることが多いです。水と反応して発熱するので温まりやすいです。また、お風呂の中に座るとお尻が痛くなるので、お風呂用のクッションを沈めて座っています。

入る時間は、その日によって違いますが、30分から1時間が平均です。また、咳が止まらない、風邪、腹痛など体調が悪い時は夜中や昼でもお風呂にお湯を入れて、長目に入っています。入れない時は足湯をします。これでかなり症状は治まっています。

約9年間の冷えとり生活で、幾度か、「あ、ちょっと進んだな」という時がありました。「進んだな」というのは身体の変化です。1度目は、靴下の枚数を4枚から7枚以上に増やした時で、2度目は半身浴が苦痛でなくなった時です。半身浴を最初からできる人は進むのが早いんだろうなあと思います。

こういった健康法などは「こうでなきゃだめ」と頭で思っているとなかなか進んでいかないと思います。「出来ない自分」を責めてしまってそれが挫折に繋がるからです。自分のペースが大事かと思います。

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