久びさの国際線ターミナル
LCC利用で成田空港第3ターミナル発。
昼過ぎの便で、早めに着いたので、久びさに国際線ターミナルに行ってみた。
5年ぶりだ。
人でごった返してる感じは全然なくて、場所によっては閑散としている感じ。
以前自分が海外へ旅立ったときのことを思い出す。
なんといっても一番鮮やかに思い出すのは最初の海外。香港から陸路で西へ向かう旅。
両親が空港まで見送りに来てくれた。友だちも。
すごく緊張していて、頭に血が上って、体中ほてって、見るもの何もかも初めてで新鮮で、好奇心の休まる暇がなかった。
海外への旅立ちはいつもここ、成田空港国際線ターミナル。
胸の高まりは旅を重ねるにつれ慣れに変わり、今ではかつての胸の高まりを懐かしく思い出す。
ここからみんなどこへ旅立つのだろう。モニターに映し出された搭乗案内を眺めてみる。
香港、ソウル、マニラ、ウランバートル、メキシコシティ…
そろそろ私も…
最後に海外に行ったのは5年前のネパール。
それから仕事が変わり、コロナ禍が来て、住まいも変わった。
生活はひと通り落ち着いて、コロナ禍も終わり、そろそろ行けるのか。
行くとしたら来年の4月、春休みの終わり、今年度の有休はあらかたないだろうから、来年度の有休が付与されてから、などと考える。
でも今日は国内線。行き先は高知。
国際線ターミナルを懐かしみ、次の海外のことを考えながら、歩いて第3ターミナルへ向かう。