一般消費者がエシカル消費をすることは難しい
こんにちは。
今日はエシカル消費について考えていきたいと思います。
え?そんな言葉聞いたことない??
今日で覚えてください!笑
エシカル消費とは、簡単に言うと自分の損得だけをみるのではなく、環境や社会に貢献しながら行う消費のことを指します。
倫理的な消費とも言いますね。
エシカル消費の具体例を出すと、地産地消をするための努力だったり、海外産で少しぐらい高い品物に対しても「発展途上国の支援のための購入」と理解を深めたり、さらに自宅では地球温暖化を抑制するために太陽光パネルを設置したり、とにかく環境に優しく社会貢献も兼ね備える消費のことを言います。
とはいっても、自分自身の倫理観だったり、消費をする上での自分との約束事を守って買い物に来ている人や環境を意識して日々を過ごしている人はほとんどいないはずです。
収入は上がらない上に物価高騰により追い討ちをかけられ、自分自身の生活で精一杯となり困窮する人が多い昨今で、他人や社会のことを考えるのは二の次です。
むしろやっているのはその反対で、たとえば買い物をする時は少しでも自分が損をしないように賞味期限が長めの品物を陳列棚から探し、買い物かごに放り込んでいるはずです。
地産地消に関しても同じことが言えます。
地元の生産者を支えたいという思いは、無自覚に誰しもが思っているはずです。
特に沖縄は他県の方より、地元が好きという意識が生まれ持って強いと思います(偏見だけど、割と事実)
東京で沖縄産のほうれん草が販売されていたら、ウチナーンチュは無意識に手に取ってしまうはずです。(たぶん)
しかし、前述したように生活に余裕がないのなら、沖縄産ではなく、他県の野菜に手を伸ばしてしまう可能性も無くはないと思います。
少しでも支出を抑えたいのは消費者として当たり前のことなので…
賞味期限ギリギリな商品を購入して、結局食べきれずに廃棄してしまったりすると、それはそれで環境に悪いし、結局買い直しとなるとお財布にも響くし…
それって、結局はお金を払っている消費者が損をして、売上を安定させている企業の得ってだけになってしまっています。
余談ですが、僕はSDGsを使って企業が宣伝活動として謳っている姿があまり好きではありません。
なんか良いように"エコ活動エコ活動"としている雰囲気があって、結局は広告活動に利用している感が否めません。泣
スイマセン、かなり捻くれてますよね、笑
私たちができることは日常に転がっている
消費に関しては、自分たちの財布から出ていくお金なので、いくら他人や社会に貢献しようと、生活に余裕がなければ無理にする必要なないと思います。
お前は環境に配慮した消費をめちゃめちゃ頑張ったな!「今月は国からご褒美代を給付しよう」なんてことは100%ないですからね。
まずは自分の生活(支出)を守ることが最優先です。
なので、今の自分にできることをすればいいと思います。
たとえば、
・冷蔵庫内の食材は必ず食べ切るようにする
・レジ袋は貰わず、マイバッグを持参する
・シャンプーボトルなどは詰め替えを買うようにする
これだけで十分だと思います。
むしろ、その方が余計な支出も抑えられ、まさにwin-winな社会貢献活動なはずです。
エシカルな消費をするということは、社会や国が提言していることに対して、それに沿った行いというより、今の自分の生活が安定し、経済的に問題ないうえで社会のことを考えればいいと思います。
自分に余裕がないのに、他人や社会に与えられることは少ないはずです。
生産する側にとっては、地産地消や期限切れが近い商品を購入して頂くのは嬉しいけど、まずは自分を大切に。
それから一緒に社会のことを考えていければいいなと思います。
それでは。
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