
会議について
どもども、旅芸人で火つけ屋のYASです
研修講師、コンサルタントという役割を演じていることが多いので、「そういう業務の人」というイメージが定着しているようですが、「それだけ」ということはありません
EGセミナーの時にもちょこっとお伝えしていますが、企業の会議やミーティングなどをオブザーブする、あるいはファシリテーションをするという役割も担うことがあります
しばらく前は半期や1年の振り返り会議をご依頼いただくこともありましたが、コロナ禍以降、対面での会議自体が減ったこと、僕がZOOMなどのOnlineでの案件に乗り気でないこと、そもそも僕自身が「そういうのやってますよ」というアナウンスをしてこなかったこともあって、会議のオブザーバー(会議を俯瞰して見ていて、終了時に少し時間を頂いてフィードバックするような感じ)やファシリテーター(会議自体の設計や進行を担当する感じ)という業務はご無沙汰であります、
そんな中ですが、ちょっと気になることがあったので、頼まれたわけでもないのに関与先さんに無理を言って営業会議をオブザーブさせてもらいました。
企業が定例で行っている会議の場にいるのは久しぶりです
今回は、1時間30分ほどの会議をオブザーブさせていただいて、最後に30分くらいフィードバックをして終了しました
以下、その時にフィードバックしたことも含めて企業の会議でのあるあるです
読んでいただいた方のお役に立つと幸いです
① 目的(何のため)が不明瞭、目標(どうなったら成功)が設定されていない
定例会議や朝礼などでよくあるパタンです。
習慣的に行われているため、改めて何のための会議や集まりで、その時間を過ごすことでどのような変化が起これば良いのかが共通認識になっていない
これは、目的地が分かっていないのに車を走らせるようなもの
目的地が分かっていないのですから、逆方向のどこか遠くに向かっているかもしれないし、目的地についても分からなかったりします
会議は数人を一定時間拘束するのですから、少なくとも人件費というコストがかかっています
そのコスト以上の効果を得たいものです
余談ですが、どこかの国の国会とかいう会議は1日開催するのに3億円必要と聞いたことがあります
あの会議がそれ以上の効果を生み出しているかは甚だ疑問だったりします
コストかけすぎな感じがしますねぇ
(寝てる人多いよね💤)

閑話休題
以前に某社さんで朝礼の話になったので「その朝礼って何のためのやっているの?」とお聞きしたら、皆さん顔を見合わせるばかり・・・しばらく後に一人が「前からやっているからですかね」と答えたことがありました
笑い話みたいですが、定例で行っている会議やミーティングなどではよくある話です
なので会議の時には冒頭で「目的」「目標」を再認識すると良いなぁと思っています
② 情報共有・・・ 見ればわかるよ
ペーパー・デジタルを問わず何らかの資料が配られて、情報共有の名のもとに資料を延々と読んでいる会議があります
書いてあるのだから、見ればわかります
「〇〇の件、お手元の資料にある通りです」で良くないですかね
そして、せっかく集まっているのだから、参加者の知見を集める場にしたいものです
意志決定をするのか、意見を集約するのか、問題を提起するのか
その議題によっても進め方はことなりますが、
書いてあることを読んでいても1ミリも物事は前進しません
書いてあることを読んで、そこからどうするかが大事
〇〇で困っているのでアドバイスください
〇〇で進めようと思うのですが、良いよりアイデアあれば教えてください
より良く前に進むためのアイデアを求める
そういう建設的な時間にしたいですよね
などなど・・・
他にも何点かありましたが、それはまた今度
今は年に数回程度しかビジネススキルの研修は行っていませんが、そう言えば何回も建設的な会議やミーティングなどについての研修をやったなぁと思い出したりします
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