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3人暮らしが始まった

約一ヶ月の里帰り育児を終えて妻と娘が自宅に帰ってきた。娘は初めて自宅に来るので「やって来た」というのが正しいのだけど何故か帰ってきたという気持ちだった。
妻の両親にサポートしてもらい平日の仕事帰りに何日かと週末に私が妻の実家に泊まるという生活になり、娘の顔をなかなか見る事が出来ずストレスというか焦りを感じる一ヶ月だった。とても大事な瞬間を見逃しているのではないかという焦りだった。事実数日ぶりに会うと眉毛がしっかりしていたり首の力が強くなったりしていた。娘に会うより重要な事などあるのだろうかと仕事をしていても上の空で身が入らない日々だった。

よく飲んでよく寝てくれている
沐浴は好きなようで嫌がらずに湯に入る。
気持ちいいねー
湯上がりもご機嫌で着替える
風呂の名残も愛おしい
楽な授乳スタイルを模索する
早く早くとバスで会いに行く
まだ目は見えていないが何かを目で追っている
色々なポーズを見せてくれるので目が離せない
切った直後は内臓感があったへその緒が乾燥して貝ヒモのようになっていた
数日ぶりに会ったらへその緒の残りが取れていた
鼻掃除は必死で抵抗する
風呂上がりのマキロン
どんなに夜泣きされてもこの寝顔を見ると全て許せる
仕事に行きたくなくなる光景
いい時間だなあと思っている所を妻が撮ってくれていた。お気に入りの写真になった。

顔見せという事で栃木の実家から父母が会いに来た。父は足腰がもうだいぶ良くないのでかなりの大移動だったはずだ。兄の子供が3人いるので4人目の孫ということになる。何人目でもやはり嬉しそうだ。

「落とすとまずいべ」と抱っこは遠慮していた
母がニットでブランケットを編んでくれた

私がいない間に夜間授乳などを一人でやってくれた妻には感謝しかない。私がいる時は出来る限りのことをやっているつもりだけど足りているのだろうか。世のお父さん達はもっとやっているんじゃないかと考えてしまう。

大変だけど夜中の授乳も習慣になった

一ヶ月の借り暮らしを終えて自宅に戻る日、妻の両親は名残惜しそうに何度も交代して抱っこをしていた。いやまた会えますから。
真夏の暑い日差しの中タクシーで出発する際にずっと見送ってくれていた。
何故か私もしんみりしてしまった。

一ヶ月間リビングでの居場所だった即席ベッド。リビングに集まる時みんなで眺めていた。
もう今頃は解体されているだろう
タクシーで自宅へ。どこに連れて行かれるのかと訝しげだったが、走り出したら熟睡


これからここで暮らすんだよ

3人での暮らしが始まった。やっと新しい生活が始まったという実感が出てきた。もちろんこれから楽しいことばかりではないだろうけど、娘の成長を間近で見る事ができるというワクワクの方が勝っている。いや成長させてもらうのは私たち夫婦の方かも知れない。
ワクワクも不安も全て飲み込んで日々は続いていく。

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