神話の国、鹿児島と宮崎が今年一つになる話し。
天孫降臨の地という伝説が伝わる、神話の国、宮崎県と鹿児島県。
天孫ニニギノミコトが降臨した場所「筑紫の国日向、高千穂の久士布流多気」。その場所が宮崎か鹿児島かで、ちょっとした論争がある様子。しかも、意外と古くから続いています。
僕の住まいは霧島市。ですが、生まれ育ちは埼玉県。どういうわけか、子供のころから鹿児島と宮崎、両方とも好きなんです。
天孫降臨の時分は、まだ県境はなかった。だから、両県仲良くやっていきたいなぁ、と考えております。
今年は、その論争も終結して、鹿児島と宮崎が手を取り合って神話を伝えてゆくことになる。僕は、そう信じているのです。
その根拠は?
それは、天皇陛下の三大行幸啓。行幸啓とは、天皇陛下と皇后陛下がお二人で外出なさること。三大行幸啓といえば、全国植樹祭、国民体育大会と全国豊かな海づくり大会の開会式にお二人でご出席なさることでした。
その三大行幸啓に、今年から国民文化祭がこれに加わり四大行幸啓になるのです。
今年の国体は鹿児島県。国文祭は宮崎県。どちらの開会式にも、天皇皇后両陛下がご臨席あそばされます。
国体の開会式は、10月3日(土)。国文祭は、10月17日(土)。
ほぼ、同時期に、天孫ニニギノミコトの直系のご子孫であられる天皇陛下が、鹿児島県と宮崎県の両県にいらっしゃる。
そのことに僕は大きな意義を感じてしまうのです。日本建国のこころを伝える大きな役割を鹿児島宮崎の両県が果たしていく。「そうなってゆくのですよ」というメッセージがきっとある、と。
鹿児島県と宮崎県は、日の本津国(ひのもとつくに)の始まりの地なのですから。
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