練習における操作可能な変数
個人的な備忘録も兼ねて、バスケットボールの練習やスクリメージにおいて操作可能な制約を書き出してみたい。
随時更新してくので、参考になれば幸いである。
ルール
得点
特定のエリアからの得点を変える
3pラインの外を4pにする
ペイント内を3点にする
特定のアクションを得点対象にする
ボールのペイントタッチで+1点
Off Rebで+1点
特定のシチュエーションの得点を変える
ショットクロック7秒以内の得点を+1点
特定の選手の得点を変える
制約
バスケットボールのルールを更に厳しくしたり、緩くしたりする
ショットクロックなどの時間制約を変える
ドリブルの回数の制限
0回にするとパッシングダウン
パスの制限
道具
ボール
ボールを小さく/大きく/重くする
ボールを小さくすればハンドリングの負荷が下がる。ハンドリングや片手パスに難がある場合は小さめのボールから練習を始めると良いだろう。
重いボールを用いることでハンドリングや、パスの飛距離を伸ばすこと、キャッチングの能力を高めることができる。
最近は900g~1kgといった重すぎないメディシンボールも発売されており、これらを使ってパッシングのドリルを行うことで、キャッチやパスの強度を高めることができる。
また、(6号球を使う大学女子を指導している)私の最近のお気に入りは3x3のボールを用いてハンドリング、特にドリブルのドリルを行うことだ。ボールのサイズは変わらず、少しだけ重いので、ドリブルでのボールコントロールに負荷をかけることができる
リング
これを実施できる体育館は限られるかもしれないが、リングの高さを操作することで、特にミニでの選手たちに徐々に高いリングに挑戦させることができる。
コート
コートサイズを変える
基本的には広くなればなるほどDefは難しくなる。
使用可能なエリアを制限する
ハーフコートの左右半分で3on3を行うなど。
3pラインの距離を変える
3pが届かない小学生なら正規よりも近いエリアにチーム独自の3pラインを引けば、スペースを取ること、外のシュートへのチャレンジを引き出すことができるだろう。
逆に、一定以上のシューティングスキルのあるチームなら更に3pラインを広くして、さらなるスペーシングの強調、Defの負荷を高めることに役立てられるだろう。
その他メニューの実施方法
勝負形式にする
チーム戦にする
シューティングドリルの成功数、成功率を測る
回り方を変える
勝ち残りにする
時間or回数
決められた時間で行うシューティング or 決められた本数を打つシューティング
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