5月16日の米国市場まとめ
こんにちはやす( @YasLovesTech ) です。政府債務上限問題は相変わらず合意に至る気配がなく、ひけにかけて大きく下げました 米国小売売上高が予想を下回りHome Depotの決算も悪かったことからダウ中心に売られてます。全体的に悪いですが比較的大型テックは堅調です 政府債務問題が解決するまで上値は重そうです
【5月16日マーケット状況】
✅ ダウ平均:33,012.14 (-336.46, -1.01% )
✅ S&P500:4,109.90 (-26.38, -0.64% )
✅ ナスダック:12,343.05 (-22.16, -0.18% )
✅ 10年金利:3.543% (+ 0.035% )
火曜日の株式市場は、ホームデポの予想外れな業績予想と米国債務上限問題により大きく下落。ホームデポの四半期売上が予想を下回り、全年の業績見通しを下方修正したため、株価は2.15%下落。一方、4月の小売売上高は、前月比0.4%増と予想を下回りました。イエレン財務長官は米国が6月1日にデフォルトする可能性があると再確認し、債務上限を即時に引き上げるよう警告。バイデン大統領は交渉の進行に楽観的だが、マッカーシー議長は重要な障害が残っていると述べています。また、ファイザーの大型債券発行により、米国の長期金利が上昇。アメリカ銀行の調査では、景気後退と信用収縮の懸念から投資家のセンチメントが一段と悪化し、現金への避難が進んでいます。
【主なマーケット指標】
▶️ 米国 コア小売売上高 (月次) (4月) :
結果:0.4%
予想:0.4%
前回:-0.5%
▶️ 米国 小売売上高 (月次) (4月) :
結果:0.4%
予想:0.8%
前回:-0.7%
【本日のニュース】
▶️ バイデン大統領、マッカーシー議長との債務に関する会議を開催
バイデン大統領と下院共和党のケビン・マッカーシー議長は、米国の債務上限問題について話し合うための会議を開催した。ただし、バイデン大統領は国際旅行のスケジュールを短縮し、債務上限問題の交渉に集中すると発表した。
▶️ 米連銀、利上げについて議論を深める
米連銀の幹部たちは、6月に利上げを一時停止するか、さらに利上げを進めるかについて意見が分かれている。インフレ率の動向や経済状況を見て、適切な金融政策を検討している。
▶️ 2023年5月のホームビルダー業界のセンチメント
ホームビルダー業界のセンチメントは2023年5月に大幅に低下した。建設業者たちは、建材の高騰や労働力不足、さらには住宅ローンの利上げにより、販売が減少すると懸念している。
▶️ ロン・デサンティス、トランプ元大統領との対立を明言
フロリダ州のロン・デサンティス知事は、トランプ元大統領との対立を明らかにし、特に妊娠中絶に関する政策については争う意向を示した。
▶️ Apple iOS 17、個人の声を模倣する機能を追加
Appleの最新のiOS 17アップデートでは、ユーザー自身の声を模倣する新機能が追加される。これにより、Siriがユーザー自身の声に似た声で応答することが可能になる。
▶️ Apple、WWDC 2023でヘッドセットを発表か
Appleのアナリストは、WWDC 2023で同社が新型ヘッドセットを発表する可能性があるとの見解を示している。この製品はAR(拡張現実)とVR(仮想現実)の両方をサポートすると予想されており、Appleの次世代デバイスの一部となるとみられています。
【所感】
おそらく6月に入っても政府債務問題は解決されず、どこかでそれなりに下げる可能性はあると思います。ただ、そこは債券や $QQQ の仕込み場かなと思ってますので、次はそのタイミングで積み増そうと思ってます。 注目されてませんが、AppleがAR/VRのヘッドセットをリリースしたら産業が大きく動きます。また、自分の声を自由に作れる機能も、IOSのアップデートだけでできるのであればこれも強力なイノベーションになるでしょう。テックは23年に入って話題が豊富ですね。 デサンティスも共和党予備選、大統領選に向けて戦闘モードになってきました。大統領予備選や来年の大統領選挙も非常に注目です! 役に立ったと思っていただければRT、いいねをいただけると嬉しいです!