【12】メロディー4♪音楽のレシピ。練習する前にしておきたい、重要な事
こんにちは!
今回は、メロディー編のまとめです!
🎵メロディーを丁寧に見るとどんな良いことがあるのか
こんにちは!
楽しくスコアリーデイングしていますか?
楽譜を読む、分析する、というと、
とたんに暗ーい顔になる方もおられますが、
実は、楽譜を読むって、
とーーーっても、楽しい事なんだな、
って思います。
このスコアリーディングの会で学ぶ中で、
その楽しさが少しでも伝わったらいいなあと思っています。
さて、今日はメロディーの総集編。
まず、これまでお伝えしてきたことを、少し整理してみたいと思います。
♪メロディーをくぎる
スラッシュ/ を入れながら、自分が大事だと思うところ、句読点を感じるところを分ける、それだけで、自分の中でメロディーを理解するための素材が明確になり、「これ、どんなメロディ?」という、意味が理解できます!
♪要素を比較する
メロディーの素材、要素がわかったら、それを客観的によーーく見ます。
「要素」を比較しながら見る
(「同じ」を探す。「同じのなかの違い」を探す、など)ことで、さらに、
メロディーを理解するヒントを得ることができます。
この時点で、演奏はかなり変わります。
気づくだけで、変わる、なんて面白いでしょ?
でも、これは、「認知」の問題、レコーディング・
ダイエットなども、ベースは同じと思います。
まずは「気づく」から。
♪休符と間に気づき、表現を考える
そもそも休符の存在を意識していない、
または、気づいていても、
どう演奏しようか?考えないのはまずい。。
演奏が、なんとなくもやっとしたものに
なってしまいます。
でも、
一番さけたいのは、
休符=お休み
と思う事で、
身体が休んでしまう事なんです。
身体が休む、ということは、
そこで音楽が止まってしまいます。
また改めて始めるって、
かなりのエネルギーが必要なので、
休符の後って、乗り遅れたり、
拍がわからなくなったり。。。
経験、ありますよね???(笑)
休符も、音符と同じ。音楽の一部なのです。
休符の存在に気づき、「間」の意味と、表現を考えましょう!
さて、ここまでで、
楽譜を、より小さな部分にバラバラにしながら
気づく、ことをしてきました。
これは、
その曲を理解するための素材、
ともいえます。
材料が普段より、増えたわけですね!
🎵理解するために必要なもの
でも、それだけでは、まだ足りない・・・
それは。。。設計図です!
♪要素と構造=設計図を持つ
私のコーチングの師匠、メンターの一人、
谷口貴彦さんがおっしゃいました。
「物事は、要素と構造がわかれば、理解できる!」
これ、つまり、物事の「設計図」を手にしている、
ってことだと思います。
♪自分の音楽の設計図を持ちましょう!
お料理であれば、レシピ。
材料や下ごしらえについて、細かくわかっている。
そして、出来上がりまで、
何からどの順番に調理していけばいいか、
手順もわかっている状態で、初めてキッチンに立てるのです。
(ちなみに、大昔、学生時代、初めて料理をした時に、
料理の途中で「あ、●●がない!」とか、
「まだ、下ごしらえできてなかった!!」と
気づき、買いに出かけたり、
料理をやめて、包丁握ったりしていました。
料理の出来具合は・・・ご想像にお任せします(笑))
音楽に、話を戻しますね。
🎵練習番号を最初に考えた作曲家
流れ、手順を考えるには、
全体像がつかめていないといけません。
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