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【音楽日記】初見をするのにどっちが大事?演奏技術vs読譜力?!初見力を試された話
こんにちは!
今日も楽しく楽譜読んでますか?
前回、スコアリーディング力を上げると、
初見力もつきます!
なんて書いたからか。
先日こんな体験をしました。
❢レッスン数時間前にもらった楽譜📚を
弾かないで細切れ時間に読み、
10分!練習して、本番😳
レッスンを受けられる方の伴奏でしたが、
さすがに脳のエネルギー使いました!
少し具体的にお話ししますね。
🎵初見依頼、あるある。。。
いつもうちの音楽室をお貸しして
行っている、プロ指揮者を招いての
レッスン会でのことです。
常連のS(ソプラノ)さんから、
レッスン時間5時間前にLINEがあり、
ピアニスト体調不良((+_+))のため、
変わって伴奏してもらえないか?
とのこと。
こういうピンチヒッター的初見の話、
コロナ以来、あるある、です。
以前、あと5日しかないけど、
ピアニストがコロナ。
合唱コンクールの伴奏をお願い!!!
ということもありました。この時は、きつかったです。。。
ソプラノの彼女は、
新曲のイメージをつかみたいので
ピアノの音もあったほうがいいので。。。
急で申し訳ないですが。。。と、
恐縮しきり。
今回は、困っておられるので、
レッスンでもありましたし、わりと、
気軽にお引き受けしました。
レッスンまでに
ピアノをさわれそうなのは10分。
とりあえず、すぐ楽譜をLineで
送っていただきました。
見た瞬間、ちょっと後悔。。。(*_*)
なぜなら、ぜんぜん知らない現代曲だったからです。
🎵困った時もスコアリーディング
どんな曲なのか、現時点では謎ですが、
ぱっと見、臨時記号の山。
とにかく、自分が考えた
スコアリーディングの通りに
やってみよう!
と思ってやってみました。
テンポ、キャラクターを考えて、
メロディーを分析。
特徴的なリズムを探したりします。
和音はさすがに音がないと難しいのでパス。
そして、いよいよ🎹ピアノの前へ。
音を出してみると、不思議な和音がいっぱいです。
こういう時困るのは、
普段弾いているようなクラシックに
よくあるような和音だと、
手が覚えていたり、次の予測がつくのに、
それができない、ということ。
和音を1つ1つチェック。
幸い短い曲だったの10分で全部
音を出すことができました。
あと一つ大事な事。
ポジションが飛んでいたりして、
身体が迷いそうなところのチェック。
少しそこは繰り返し練習します。
という感じで、
譜読み+音出しをしました。
さて、結果は???
レッスンは、当然初合わせですから、
相手がどんなテンポで歌いたいか、
音量はどうか、全力で、
聞き耳を立てながら弾きます。
1時間のレッスンの中で先生の
アドバイスをもらいながら、
2人で一緒に音楽を作る、
そんな体験ができました。
この調子で練習していったら、
すごくいい演奏になるような気がしてきて、
もうやる事はないんだけど(笑)、
「いい曲!!」
と思えるようになりました。
レッスン前の練習では、
「変な曲〜」
としか思えなかったものが、
「なかなか、いいね!」と、
好きな曲になる瞬間💓ってあるんですね。
🎵楽譜を読めば、音楽の地図が頭に入る
スコアリーディングって、
いわば、その曲の地図を読むみたいな感じ?
先も読めてるし、どこに落とし穴😆
があるかも知ってるし。
その分レッスンでは、
音楽作りに専念できたのかもしれません。
今回の経験で、あらためて、
スコアリーディング、大事だなあ~
と実感しました。
スコアリーデイングを
練習する「前に」やると、
予め地図が頭に入った状態で、演奏ができる。
だから、曲に没頭できたし、楽しめる。
曲の事が好きになる。
この状態で、お客様に聞いていただければ、
絶対いい演奏になりそう!
というわけで、
私の(結構究極)初見体験でした!
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