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【10】楽譜をMusicにするもの

今日は、「音楽」ってなんだろう?
ということについて少し考えてみます。

最初に質問です。

あなたは、
一生懸命時間をかけて練習して、
何を実現させたいと思っているのでしょうか?

ミスのない演奏?

誰かが感動してくれること?

自分自身の達成感?

どれも、何か違うような気がしませんか?

🎵音楽と楽譜の関係

【2】そもそも楽譜ってなんでしょう?
で書いたように、

楽譜の向こうには、作曲家がいて、
表現したいものがある。
それが「音楽」です。

誰かが頭の中で考えた「音楽」
を、具現化する手がかりのようなものが、
楽譜なんじゃないかなあ、
と思います。

読書も同じことで、
自動音声で読み上げてもらっても、
それって、その本を読んだことには
ならないんじゃないでしょうか?

読む=read
ですが、
楽譜を読む、も実は、read なんです。

🎵読む、という事の意味

read を辞書で引くと、
おもしろいですよ。

〔文字などを〕読む、〔書かれている内容を〕読み取る
だけでなく、

1,〔~を〕声に出して読む、〔~を〕読み上げる、〔~を〕朗読する
2,〔読んで~を〕知る、学ぶ
3,〔文などを~であると〕解釈する、理解する
4,〔動作などの意味を〕見抜く、つかむ
…以下、まだいっぱいあります

英辞郎WEBサイトから

「読む」という行為に、
何が含まれるか、
知ってみると、いろいろと
気づくことがあるのではないでしょうか?


🎵楽譜を読む3.0

楽譜を読む、も、3つのレベルで考えるとすれば、

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