バスケOTKが初めてプロレス観に行った話
おめでとうOTK~~~♪
OTKとはオタクのことです。
出典は私が最も敬愛するバンド、東京事変の
「一服」という楽曲より。
表題通り、人生で初めてプロレスを観に行きました。
そもそもがこれまで格闘技をテレビで観たこともないです。
まじでルールも知らん、なんなら興味を持ったことすらなかった。
事の始まり
そんな私がなぜプロレスを観にいったのか?
そもそものきっかけは2年前のマツコの知らない世界です。
https://x.com/tbsmatsukosekai/status/1536706430858063874?s=46&t=nCFzb9DTN0IFfLJsp3SWqw
おもろいお兄ちゃんたちだなーって思って、
なんとなくいつか試合行けたらいいなあ死ぬまでに…と思ってはいたものの、バスケを5人制だけじゃなく3人制も観始めたりで機会がなく。
蛇足ですが、3人制と5人制で2足のわらじ履くとまじで通年バスケ追うことになるんですね。知らんかった。
そんなこんなで正直忘れていたところに、先日の第2弾で思い出しまして。
https://x.com/tbsmatsukosekai/status/1749760137148125539?s=46&t=nCFzb9DTN0IFfLJsp3SWqw
めっちゃ思い出しました。
そういえば行きたかったんだったなあと。
うっすら行きたいなーだったのが、2回目の放送で後押しされた形です。
録画で見たのでタイムラグはあったものの(多分1ヶ月くらい)、見た次の日にはスケジュール確認して、さらに数日の間にプロレスに知見のあるフォロワーさんの後押し及びご同伴いただけるということもあり、あれよあれよという間に翌週の試合に行くことが決まってました。
3/6 Judgement2024 TOUR in SHINJUKU
テレビで(正確に言えば録画で)見たサウナ好きの
面白いお兄ちゃんたちを見たいがあまりに。
我ながらフットワークが軽すぎる。
行動力の塊かな?
試合前の話
平日だったので、仕事を終えてから会場へ。
お陰様でぎりぎり(開始20分前?)とかに入ったのですが、試合前にも選手がリングに出てイベント?トーク?的なのやるんですね。
ハイボール片手にカメラセットしつつ見ていましたが、レスラーの方みんな喋り面白い。
予備知識ほぼ皆無でも、既にもうだいぶ楽しい。
煽り合いの文化にもあまり親しみがないし、ルールがある意味なんでもありなのにも衝撃を受けました。
試合の話
さて、前段でも書いた通りルールもよく知らないまま試合がスタート。ただ、なんとなく動画見て予習してたので、一部の選手については、「この人、進研ゼミで見た人だ!」状態ではありました。
とはいえしっかり楽しめました。
というのも、ルール度外視してもエンターテインメントとして成立しているから。
まず、コスチュームだけでも個性出てて良い。
普段バスケとか競馬とか観てると、そこにあまり本人の個性って出ないので…(バッシュには個性出るけど)
視認性が高いというか、衣装見るだけであの選手だ!ってわかるのいいなあって。
試合中も、想像していたよりずっとずっとお客さんを巻き込んでいくというか。
気づけば自分もリングの一部になっている感覚というか。
選手がただお客を煽る、それだけじゃなかったんですよね。あの場所。
場外があるから、とかそういう物理的な近さだけで語れるものでもなく。
なんだったんだろうあの感覚…上手く言語化できないけど、気づいたら見事に没頭してました。
すげぇやDDTプロレス!
ある選手に沼落ちしてしまった話
バチバチに試合しながらちょっとしたおふざけというか笑えるポイントがあるのも良くて。
元のきっかけとして、私は気になる選手がいて今回足を運ぶに至ったのですが、別の選手のファンになって帰ってきました。
写真の多さでお気づきかもしれません。
平田一喜選手です。
試合中に持ち曲で踊ることに定評がある平田選手。
この日は14周年記念マッチということで、特別ルールでの試合でした。
相手は男色ディーノ選手。
私でもお名前を聞いたことがある方。
特別ルールは、相手の技をひとつ封じるというもの。
封じられた技を使った場合は即反則負け。
男色ディーノ選手の男色殺法を封じた代償に、平田選手はダンスを封じられてしまいました。
いやいや記念試合なのに代名詞奪われるんです?
もうこの時点で面白い、知らない選手だけど…
で、試合始まってみたらですよ。
なーるほど、こりゃエンターテイナーだわ。
と思って撮っていたらもう完全に沼でしたね。
なにこれ怖い。
踊りたい、踊れないの葛藤をしつつ相手の技を食らい、小道具のサングラスを人質に取られてまたも踊りたさに白目を剥き…
かと思えばガチガチに男色ディーノ選手とやり合って。
このままいくのか?と思ったら男色ディーノ選手がレフェリーに技をかけ、レフェリーまさかの失神。
そこからはお互い封じられた技も出し合います。
試合的には、途中で復活したレフェリーが、男色ディーノ選手の反則行為を発見しそのまま男色ディーノ選手の反則負け。
写真撮れてないけど、男色ディーノ選手も彼は彼でエンターテイナーで最高でした。
この2人の試合観れてよかった!と心から思いました。
なんかよく分かんないけどすげえ元気になった。
総括
ルール知らなくても楽しめるし、前述の選手たち以外にも個性的で魅力溢れる選手がたくさん所属しておられることが分かりました。
写真の話ちょっとだけすると、多分バスケより撮りやすい。とんでもないスピードで人が飛んでいかないので…あとリングクソ明るいので、(普段行くB3仕様の体育館と比べての話です)いいですね。
絶対また行く!!!楽しかった!!!!