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日記 2024.4.5 人生で初めてのBAR

今日は部屋の角っこの白いところを見つめることしか出来ないほど鬱で無気力であるので、這ってここまで来ました。

こんなにも無気力なのに、前日は人生初のバーという大人の社交場に行って楽しんでいたはずなのだ。
地元の歓楽街に詳しい上に肝臓が強い友人を連れ(誘っただけでもはや私が連れられていた)、昭和レトロが令和に生きる人たちの感性に寄り添ったようないわゆる“エモい”とされるようなバーだった。

一緒に来てくれたこの友人とは実は2人きりで会うのは初めてだったのだが、もう永遠に喋り倒していた。とても良き歓談の場であった。

ご機嫌な仕事終わりの人間達の間をぬって夜の街を歩くのも、自分たちとは別の席で酔っ払ってクダを巻いているお客さんの話し声が聞こえてくるのも新鮮な体験だった。

さすがにこれをしょっちゅう繰り返す気持ちの余裕も金の余裕も無いが、普段吸うことの無い空気に触れるのは少なからず気分が良かった。

少し経ってからでいいので、また挑戦したい。

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