【弊社サービス実例ご紹介】コロナ時代のオンライン授業!〜武田塾刈谷校様〜
みなさん。こんにちは。RADIOBOOKです。
さて、コロナが猛威をふるい、私たちの環境が大きく変わりました。
多くの会社がテレワークを採用し、労働環境も変化しています。
教育環境もまた、長期で全国的に休校となり、学習環境が変わろうとしています。
それに伴い、弊社では自社のサービスとして取り扱っているタブレット等を教育関係の方々へ1ヶ月無償貸出させて頂き、オンライン学習を支援させて頂くキャンペーンをしております。(DMにてお問い合わせください)
上記ツイートを投稿したところ、続々とお問い合わせを頂き、順次貸出をさせて頂いております!
今回の記事では、リアルな教育現場の声をお聞きするべく、貸出キャンペーンに参加して頂いた武田塾刈谷校等を運営する、株式会社TOE代表取締役の平林さんにお話を伺いました。
(今回取材させて頂いた株式会社TOEさんのサイトはこちらです!)
■株式会社TOE 代表取締役 平林明日樹(ひらばやし・あすき)
早稲田大学で脳科学を学んだ後、ベンチャー企業、東証一部上場企業を経て、学習塾業界へ。有限会社共育舎の取締役も務める。また、愛知県知事認可 愛知県私塾協同組合の理事も務めている。
各業態でお手伝いできない層を支援したいと思い続け、武田塾太田川校にて独立後、株式会社TOEを設立。大事にしている思いは、「科学的な手法を用い、失われた自信を取り戻し、挑戦を忘れない人材を育成する」
――初めまして! RADIOBOOKです。この度は、弊社の端末(iPad Air等)をレンタルして頂いてありがとうございます。さっそくなんですが、レンタルしようと思ったきっかけはなんでしょうか?
初めまして。この度はご支援いただき、ありがとうございます。今年、新型コロナに伴う緊急事態宣言の影響で、今まで行なっていた校舎での直接指導がむずかしくなりました。
われわれ武田塾の各校舎の多くは休業要請の床面積には達していませんが、経営は美人投票、自分ではなく世間がどう見るかが大事です。そのため、本部主導で一斉オンラインに切り替わったんです。
――おお!一斉にですか、判断と実行スピードが迅速ですね!
はい。しかし、オンラインとなると各家庭のネット環境などがどうしてもネックとなるんですよね。全家庭がネット環境が整っている訳ではありませんから、弊社ではまずデバイスの標準化をする必要があると考えました。
ふだん使い慣れていないデバイスでのオンライン授業では、いろいろなトラブルが考えられます。そのため、同じ端末で操作することでトラブルシューティングが容易になると考えました。そこで、御社のレンタル端末のツイートを見かけまして、レンタルでの導入を決めました。
――そのような流れだったのですね。生徒さんのネット環境は現在整ってきていますか?また、オンライン指導に切り替えたことで、学習効率の変化はありましたか?
はい、ありがたいことに生徒さんやそのご家族にご理解頂きまして、スムーズにオンライン特訓(指導)に移行出来ました。
無料レンタルや、プラットホームサイトの開設など、私達もできることは精一杯やっているので、後ろめたい気持ちもなくご家庭にいろいろお願いすることができました。
(↑武田塾 プラットフォーム)
例えば、イチから環境を整えるとなると、端末、中継器などの出費が考えられますが、端末面での負担がないため、中継器のみの負担となります。ご家庭にとっても、負担がすくなく大変助かりました。「中継器のおかげで家中にwifiが飛ぶようになりました!」とお礼を言われた例もありました。
iPad Airを貸与していただいたので、画面も大きく、数学の式なども見やすい!との報告がありました。画面共有で、生徒さんと一緒に問題を見て指導できるところも対面指導と変わりなく出来ますね。
また、送り迎えなどの移動時間もないため、指導時間が少し後ろにずれ込んだりした際もご家庭に負担をかけることなく運用することが可能になりました。
あとは、振替指導などにも迅速に対応することが出来ます。
ただ、今後の課題としては武田塾は指導で使用する教材の量が膨大なため、その共有をどうするかというものがあります。対面での直接指導していた時の効率と変化がなく、オンラインにストレスなく移行できたことが1番のメリットだと思います。
――たしかに移動時間などが削られる分を、勉強時間にあてることが出来るのでいいですね!武田塾さんでは、今までオンライン指導をしていた校舎もありましたよね。そこの強みも今回のコロナで追い風となりましたか?
はい、武田塾高松校では数年前からオンラインでの特訓指導をしていまして、100名以上の生徒さんが通ってくれています。そのため、武田塾ではオンラインでのノウハウが蓄積していたこともあり、今回のコロナでも家での学習をこれまで通りサポート出来ています。
コンセプトが「自学自習の徹底管理」ですので、以前より生徒さんたちが勉強に熱心に取り組めています!
学校での学習、他社の塾での指導が止まっているなか、武田塾生は100%受験勉強に時間を使えるので、塾生には、「2ランク上の志望校を狙えるぞ!」と声をかけています。
――アフターコロナでの学習環境はどのようにされていく予定ですか?
アフターコロナでもオンライン特訓は続いていくと思います。通常通塾が可能になっても、たとえば部活でその日は通塾が難しいという生徒にはオンラインでの特訓をすることもできます。ビジネスチャンスの広がりを感じています。
――個人塾へのメッセージはありますか?
品質にこだわるのは職人の仕事、その価値を世間に認めてもらうのは社長の仕事です。我々のような校舎長、塾長はそのどちらもやらなければならないので大変ですよね!
私達も現場で「納得できる品質が約束できないからオンライン特訓はするべきじゃないのではないか」という議論がありました。
しかし、品質は品質として、その価値を決めるのはお客様のはずです。ベストじゃなくても、オンラインにすることはベターなはずです。
やらなきゃゼロです。こんな状況ですから、お客様も小さな間違いには理解を示してくださります。今がチャンスです!
今日より明日、明日より明後日、品質を上げていく努力をしてお客様の求めている価値に近づけていくことしかありません。アフターコロナではおおきな価値観の転換が起きると思います。
環境も変わります。素晴らしい指導をする塾が強いのではありません。環境に適応して生き残った塾が強いのです。
素晴らしい塾人のみなさん、レディオブック様のような素晴らしい理念をお持ちの企業様がサポートしてくれます。生き残りましょう!
このコロナ時代にハイスピードで対応され、生徒さんたちの学習環境を整えられた武田塾刈谷校さん。ますます今後のご活躍が楽しみです!!インタビューを快くお受け頂き、ありがとうございました。
編集:RADIOBOOK広報