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どうして、やりたいことを見つけて、それを仕事にしたいと思ったのか。

はじめまして。
「やりたいことがわからない歴25年」のわたしです。

「やりたいこと」を思い出し、それを幸せなお仕事に。
向かう道の途中に気づいたこと、思ったことを
忘備録的に綴っていこうと思います。

「使命」や「天職」で進んでいる人が眩しい

わたしは、30代に入ってからずっと
「使命」や「天職」を探し続けていました。

「使命」や「天職」で仕事をしている人って
夢中になって、仕事をしていて
情熱をもって仕事をしていて
朝起きた時に、仕事のことを思い浮かび
「楽しい!」とワクワクと共に目が覚める。

そんなイメージで、
イキイキと「使命」「天職」で働いている人が
眩しくてしかたありませんでした。

だから、ずっとずっと
「私の使命や天職ってなんだろう?」って
探し続けていました。

「もう、自分探しはやめなよ」

「天職や使命がわかる」というワードの講座は
ありとあらゆるものを受けてきました。

・好きなことや得意なこと、大事にしていることを
 書き出していく単発の講座
・「あなたの使命はコレよ」と降りてきた言葉を伝えてくれる方のお茶会
・手を握ったら「あなたのこんな場面がみえた」と
 前世を教えてくれるセッション
・「使命や天職がわかるようになる」と書かれていた心理学講座
(これがのちに、心理学を本格的に学ぶきっかけとなるのですが)

などなどなどなど。。。。

10年務めた会社を辞めた後は、
こんな風に、スピリチュアルからコーチング、心理学まで
たくさんの「使命・天職」がわかるような講座やセッションを
受けてきました。

本もいっぱい買いましたね~。

でも、ある日ふと降りてくることもなかったし
「なるほど~」と一瞬思うことはあっても
「だから?具体的にどうする?」はわからないまま
20年も「使命・天職」を探し続けることになります。

そんな私をみて
「いい加減、自分探しはやめたら?!」と
怒り出す人もいました。

そんな彼女こそ、好きなデザインの仕事をバリバリやっていて
当時の私からしたら、うらやましい存在でした。

なぜそんなにも「天職・使命」を探し続ける?

今でこそ「天職・使命」は関係ない。
「やりたいこと」をやっていくだけだって、思っています。
(天職・使命探しは必要ないって言われた時の衝撃!
 これはまたいつか、書こうと思います)

でも、以前のわたしは、なぜにこれほどまでに
「天職・使命」から始まって、
「好きなこと、やりたいこと」探しをし
それを仕事にしようとしているのか?

それには、やはりこれが大きな原因なんですよね。
それは。。。。


父の死。

わたしの父は、70歳で肺がんで亡くなりました。

お葬式が終わり、火葬場でのこと。
目が悪い父があちらの世界で迷わないようにと
父の棺の中に、愛用の眼鏡を入れようとした時。

「眼鏡は燃えないので、棺桶には入れられないんですよ」と
係の方に止められました。

その時に思ったんです。
「ああ、あの世に行くときは、何も持って行けないんだ。
 お金さえも・・・
 持って行けるのは、たくさんの経験で磨かれた魂。
 残せるものは、思い出だけなんだ」と。


そして、帰り道の車のなかで、
本家の父方のおばちゃんがこう私にいいました。

小さい頃は、(父のお兄さんの奥さん)で
しっかりしてて、ちょっと怖いって思ってたおばちゃんが

「ゆみちゃん、あなたは後悔しないように
 好きなことをやりんしゃい(やりなさい)。
 うまくいかんでも、きっと周りの人たちが助けてくれるけん。」

前を向いたまま
しっかりとした口調で、そう言ったの。

(数年後、その話をしたら
「そんなこと言ったっけー?」と笑ってたけど(笑))


人生の最期に後悔することとは・・・

心理学を学んでいる時に、こう聞いたことがあります。

「人生の最期に後悔することとは、
 失敗などではなく
『もっと家族との時間を取ればよかった』
『もっと行きたいところに行けばよかった』
『もっと会いたい人と会っておけばよかった』
『もっと好きなことをやればよかった』
ということ」

そう、「やりたいことをやらなかった」ことへの
後悔らしいです。

伝統的な本家のおばちゃんたちからすれば
父はかなり「自由」なイメージがあったと思うのですが

それでも父の死を見て
おばちゃんは
「人生の最期は後悔しないように、好きなことをやらねば」
と感じて
わたしにも、そう伝えたかったのかもしれない。

魂が震えると涙がでる

起業せずとも、
お勤めすること、
派遣やパートでお仕事すること。

ストレスはつきものだけど
でも、収入を考えたら企業で働く。

というのも、有り有りだと思っています。
実際、つい最近までかけもちでパートや
期間限定の契約社員として仕事もしていたし
それはそれで楽しいことや
充実してることもありました。

でもね。やっぱり
年を取って、おばあちゃんになった時に
「あの時、あのタイミングで
 幸せな起業をしておけばよかった」
って後悔したくなかったんです。

今回、4月から起業サポートを申し込んだとき 
「幸せを感じるゆみさんの起業、
 一緒に進めていけること嬉しいです♡」
とお返事がきました。

わたし、人混みの中だったんですが
涙がじんわりでてきたんですね。

「わたしがやりたいことをやっていき
 それで相手の方が幸せになって
 そんな幸せな姿をみて、わたしも幸せ。
 そんな幸せが循環する起業」

そんなイメージを感じた瞬間
「ああ、なんて幸せなことだろう。」
って心が震えたんです。

まだ、ぼんやりとしかわからない
わたしのやりたいことでの起業への道。

明日が、第一回目のセッションです。

小さな一歩だけど、
わたしの決意。

これからも、私の歩みを綴っていきます。

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