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フリーランス1年目、銀行口座をつくる

こんにちは、やりゆきこと申します。普段は、WEBコンテンツの企画や編集、ライティングなどを仕事にしております。あと1か月くらいでフリーランスになってから1年経つなぁということで、ちょこちょこ個人事業主1年目のあれこれを振り返りたいと思います。今回は、銀行口座のお話です。


個人口座とは別に事業用の口座を作った

まずフリーランスになったタイミングで、クライアントに報酬を振り込んでもらうための銀行口座を新たに作りました。現在は、楽天銀行の個人ビジネス口座、いわゆる「個人事業主用口座」を使っています。

私は以下の理由から個人用と事業用の銀行口座を分けました。

  1. お金の管理がしやすい

  2. 屋号入りの口座が作れる

  3. 稀に個人口座を事業に使うと凍結されることがある(らしい)

①お金の管理がしやすい

個人口座と事業用口座を分けておくことで、単純に仕事の入金や出金を把握しやすくなります。また私は自分で帳簿の記帳や確定申告ができる気がしなかったので、税理士さんに丸投げする可能性も考えてできるだけ引継ぎが簡単な状態にしておきたいと思いました。また事業用の口座を分けていれば、会計ソフトとの連携時にも手間がはぶけます。

② 屋号入りの口座が作れる

私は仕事では旧姓を使っているので、屋号を旧姓で登録しています(自分がフリーになるまで知らなかったけど、既婚女性フリーランスあるあるらしい)。そうすると屋号入りの個人事業主用口座を作ることで、旧姓の名前が入った口座ができるのです。考えすぎかもしれませんが、クライアントが報酬を振り込んでくれるとき、普段やり取りをしている名前が口座名に入っていた方が安心かなと…。屋号をつけずとも旧姓で銀行口座を作れるという話も聞いたことはあるのですが、この方法が1番手っ取り早いように思えました。

③ 稀に個人口座を事業に使うと凍結されることがある(らしい)

これは楽天銀行を使う場合ですが、楽天銀行では個人口座を事業に使うことが禁止されており、個人口座をビジネスに使っていると稀に凍結されてしまうことがあるらしいです。ネットバンキングを使った犯罪防止のためらしいのですが凍結されるとその口座のお金は引き出せなくなってしまいます。

楽天銀行の個人ビジネス口座を選んだ理由

そもそも屋号付きの個人ビジネス口座を作ることができる銀行が限られているというのもありますが、

  • 楽天の個人口座をすでに持っていた

  • 書類の郵送とWEB上のやりとりだけで申し込みや審査が完結する

  • おそらくメガバンクよりも審査ハードルが低い

というのが、楽天銀行の個人ビジネス口座を選んだ理由です。なお個人口座を作ってからでないと、楽天では個人ビジネス口座を開設することはできません。

ちなみに、メガバンクも2社検討しました。

1つ目に問い合わせた銀行はとても対応がよかったのですが、我が家の最寄駅に支店がなく、さらに個人事業主用の屋号付き口座を作れる店舗はさらに限られていました。また開設のために何度か足を運ばなければなりません。審査も楽天銀行と比べると質問が多かったり、必要書類が多かったりしてやや厳しめ。でも審査については逆に信用できる感じがしましたし、楽天の口座開設は、家にいながら完結はするものの、分からないことが出てきたときに全て自力で調べなければならないのが大変でした。もし近所に(メガバンク等の)店舗があるなら足を運んで、スタッフの方に案内してもらった方が楽かもしれません。ただ、私の場合は近所に店舗がなく、今後はネット中心に利用することを考えると、こちらの銀行はネットバンキングに月額利用料がかかるのがネックになってしまいました。

(また、もうひとつ別のメガバンクも当たりましたが、フリーランスになってからの実績が乏しいということで、「門前払い」とは読んで字の如く、自動ドア付近で追い返されるなどしました…ぐすん)

楽天銀行の個人ビジネス口座の使い勝手は…

フリーランスになる少し前に楽天の個人口座を作ってあったため、てっきり個人ビジネス口座も同じようなマイページを使えるのだと思っていました。しかし、ふたを開けてみると、個人口座とは別のUIデザインで個人ビジネス用口座のマイページはややレガシーな作り。最初は使いづらさを感じました。でもまあ、最近はもう慣れました。

個人ビジネス口座のダッシュボード

楽天銀行は振り込み手数料が…という意見もありますが、私はちょっとした山の上の方に住んでいるため、いちいち山を往復するくらいなら振込手数料払っちゃおうという感じです。まあ、その辺は価値観次第でしょうか。

まとめ

どこの銀行に口座を作るかはそれぞれの状況で、メリットとデメリットを考えて選ぶのがよいと思いますが、もろもろの管理が楽になるので、ひとまず個人口座と事業用口座は別にしておくのがおすすめです。

ではまた!

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