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デイユースという売り方

あの感染症のおかげで一時は壊滅したこの業界。宿泊客が発症していて、保健所が迎えに来たこともありましたな(遠い目)。あれだけ不特定多数の人が出入りしていたけど、自分は感染しませんでした。ま、かからないときはかからないものです。

その中で苦肉の策として、「デイユース」という販売方法が取り入れられました。出社できないけど、うちでも仕事がしづらい、というお客様に昼間だけ仕事場として提供したのが始まりだったと思います。料金を安く設定して、当日チェックアウトで宿泊は無しです。

そうこうしているうちに、感染も落ち着き人の流れも戻ってきました。ここのところ、稼働9割といったところです。

で、このデイユース販売ですが、一日の販売数に限定はあるもののまだ継続しています。おひとり様もいらっしゃいますが、ほぼカップル客の利用です。つまりそういう目的がほとんどかと。

これが12時チェックインなので、面倒なんですよ!!!

アーリーチェックインなので、清掃を急がねばなりません。該当する部屋はたいていアウト済みなのですが、まれにぎりぎりまで粘る前泊者が。一時間で準備しなくてはならない場合もあります。こっちはあちこちで作業しているので、タイミングを合わせてインスペクションしなくてはなりません。デイユース5件も入れるなや。

加えて私が個人的に嫌なのが、掃除機やリネンカートがまだ廊下に出ている段階でお客様が入ってくることなのです(ステイのお客様が出入りするのは仕方ないけど)。ちゃんとリネン室に全部片づけてスタッフもいなくなった状態で、本来設定してあるチェックイン時刻にお客様が部屋に入る(インスペクションが間に合わない場合がありますが…)のが理想ではないですか!?ここ一応ビジネスホテルだし!

まあホテルの運営に口を出せるわけもないので、同僚と愚痴をこぼしているのですが。「そういうホテルに行けばいいのに」「いやそういうホテルは予約できないから」…みたいな会話をしています。

何度も言いますけど、音は結構外へ筒抜けなのでご注意ください。

7月25日追記:先日も、リネン室の前の部屋がデイユース(ダブルユース仕様)に指定されていたので、フロントにお願いして別の部屋にアサインを変えてもらいました。フロントより強い清掃係笑。

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