移住先への初来客
毎日更新の目標から早々に脱落しました。いさぎよく、今後は週1更新に目標変更することにします。言い訳がましいですが、日々目まぐるしく、整理が追いつきません。
嬉しい来客
先日、移住先に初めての来客がありました。hottate メンバーと愉快な仲間たちです。hottate は、「暮らしをクラフトし続ける」をテーマに、ホッタテ工法で家を作ったり解体したりしている面白い建築集団です。
hottateの作業後(微力ながら参戦、人生で初めて丸太を倒して運びました。めちゃ楽しかった)、東京への帰路の途中にみんなで立ち寄ってくれました。
訪れる人や起こる出来事によって場所の価値は変わる
訪れる人や起こる出来事によって、土地の意味や価値は変わっていきます。そういう意味では、hottateの仲間たちが来てくれたことで、この場所の意味はもうすでに少し変わったような気がします。いや、そもそも自分たちが来たことでも、うっすらと何かが変わっているのかもしれません。
移住の裏目標は地域と都市の交流
移住の裏目標のひとつに、都市で暮らす人と地域の人との交流の機会を作りたい、という思いがありました。地域に暮らす人は、慣れ親しんだ自然や風土の価値を、客観的に感じられる機会はおそらくほとんどありません。一方で、都市で暮らす人は、まさに自分自身がそうでしたが、土が身近にある環境やコミュニティの歴史・文化を欲している気がします。
美しい場所は限られている
田舎を一つしか知らない人は、田舎はどこも同じと思っているかもしれませんが、実際はどの田舎も違います。また、全ての田舎が美しいわけでもありません。登山を通じて多くの土地を訪れる機会に恵まれましたが、人の心を捉える美しい自然や文化を持つ場所はごく限られていました。
良い仲間と共有することが価値の保全に繋がる
だからこそ、自分にとって美しい場所は大切な人たちとその価値を共有して、永く残るようにしなければいけないのだと思います。逆に言うと、良い仲間と場所を共有することこそが、その土地の価値を高め、保全や発展に繋がるのかもしれません。
よそものがいることの価値
移住先の里山は、果樹栽培の歴史とともに整えられた美しい景観がある一方で、よくよく目を凝らすと、権利者が不明で藪と化している土地や、管理の担い手が不在で果樹が伐採されている農地もあります。それをもったいないと思うのは、よそものならではの視点なのだと思います。そうした外の目によって、地域の美しさが持続可能になっていくきっかけができるといいな、と思っています。
そんなわけで、hottate と愉快な仲間の皆さん、またのご訪問をお待ちしています。このnoteを覗いてくださっている皆さんも(心底励みになっております!)、ご訪問を心よりお待ちしています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?