仕組債 お金が溶けたお話②
ついていけない商品購入の仕組み。
母のようなタイプの人間にとって、対面で断りづらい感じの商品購入であったろうことは、容易に想像できる。
さらになのだが、商品購入の仕組みが複雑で高齢者には理解しずらいだろうな、と思った。
銀行から、自身の金融商品の仲介利用の為、複数の証券会社のweb口座をつくらされている。取引はそちらで行われていた。
その銀行自体、しょっちゅう形態が変わったりで、結局関わったのがA~Dという、1つの銀行、3つの証券会社であるという事が判明した。
全部で4つかかわっていたよ、と教えたときの母の反応「え~?!そうかい?!?!」。この反応が、理解していなかった事を物語っている。
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