Netflix「ブリジャートン家」を見て人を愛する勇気をもらった
遅ばせながら
私が今どハマりしているNetflixドラマでございます。
「ブリジャートン家」
史上最も再生されたNetflixオリジナルドラマで世界中で人気なシリーズです。なのに周りで見ている友人は全くいないのは何故なのでしょうか。。
私はパッと目に入って内容も知らずに見始めました。
でもこれが本当に大正解。
今では何度も繰り返し見てしまっています。
何度見ても、映像の美しさと女性たちの凜とした力強さを感じる演技、さらに感情を昂らせる音楽も相まって、私は感動で涙が止まりません。
この作品を自分の記憶にとどめておきたい。
時代劇版ゴシップガール
私が今ドラマにハマるのは必然だったようです。
なぜならば私はゴシップガールが大好きで何度も何周も見ました。字幕版、吹替版どちらも楽しみ、原作本でも楽しみました。
こういったゴシップガール風な作品は、嘘や秘め事を全て問答無用で公開されてしまうスカッと爽快感がたまらなかったりもします。
さまざまな愛のかたちを知る
ブリジャートン家シリーズを見て一番感じたことは、誰かを愛することがもたらす人生の豊かさです。
各エピソードごとにブリジャートン家の兄弟姉妹が愛を見つけるような展開で、ひとりひとりさまざまな愛のかたちを育んでいきます。
多分、私自身が結婚適齢期で結婚について悶々と悩んでしまうことが増えてきたからこそ、このドラマに惹きつけられたんだと思います。
結婚に対して、人生に対して、多様性多様性…と人それぞれ色んな考えを持っています。私は夢見がちな女なので、やはり結婚に対しての憧れが強く、登場人物の女性たちと共感できることが多かったです。
"付き合う=結婚"な世界なので、軽々しい恋愛じゃないのが大人世代にも響くストーリーです。
愛とは?母親たちが語った愛に着目
「愛せるか分からない」と言葉を漏らした子に向けて、母親たちが語る「愛は…」の台詞をまとめました。
「愛は意志なの。いつでも始められる。」
「愛は見つけるものよ。
ささいな日常や生まれた子の中にね。やがて愛で満たされる。」
「愛とは決意であり、自分の選択である。
結婚してその人を愛すことを選ぶ。他に選択肢を与えない。」
結婚生活を乗り越えてきた母親たちの言葉はとても重く、覚悟があり、かっこいいものでした。
愛は相手次第ではなく、自分次第ということ。現代人はこのことを忘れがちかもしれません。
シャーロット王妃のスピンオフドラマ
「ブリジャートン家」を見終えたあとは、そのまま「クイーン・シャーロット」も見てください。
「ブリジャートン家」ではわがままで強気なキャラクターで描かれているシャーロット王妃の物語です。
私は「クイーン・シャーロット」がとっても好きです。ラストは声を出して号泣しました。
「ブリジャートン家」では国王はほぼ登場せず、登場してもボケているようなおじいちゃんに見えました。国王は隔離されて生活しているような演出だったので、どんな背景があるんだろうかと思っていましたが…
ジョージ国王もまた実在した人物のようで、病気を患っていたようです。
今作では精神病を患っているジョージ国王として表現していました。
精神病を患った人が恐るのは、自分が自分でなくなる感覚であり、それを制御する術がないことだろうと考えます。
愛する人の前で狂人のようになっていくことがどれだけ苦しいかは計りきれません。
そんな彼を優しく強く導いたシャーロットは本当に素敵な妻でした。
いつまでもジョージを慕い、信用し、支え、愛し続けていること心にグッときました。何十年も夫婦でいるということは本当に凄い、凄まじいことなんですね。
愛を見失ったときに見返すべき
一緒にいればいるほどに嫌なところは見えてくるものだと頭では理解していながら、好きなところを見失っていくことは多いはずです。
そんなときに、このドラマを見返したいと思います。
愛なんて言葉なんだか照れ臭いですが、正々堂々誰かを愛せるのは本当に素敵なことなので、目の前にいる大切なひとをちゃんと愛していきましょうね。
また、人気のPOP曲をクラシック調にカバーしているのも見どころなので要チェックです( ◠‿◠ )
現在シーズン3まででている「ブリジャートン家」ですが、シーズン4も公開決定しております。まだまだ続く予感がするので今から見ておいてください!