『今を生きる』復活劇の物語
まずは過去の記事を見ていただけると内容がより鮮明に分かると思います。
【秒を生きる】過去記事の動画です。
秒から今を生きるために
ネガティブなことは一切かきません。これからどう”HAPPYに生きていく”かを描いていきます。
2019年の12月に先輩の人生が大きく揺れて崩れ落ちたといってもいいだろう。
急性くも膜下出血であった。
幸いにも倒れた時には家族もそばいにて早い救命処置がとられたので一命はとりとめた。
意識不明のまま緊急手術が行われ、その後意識も戻り機能回復のためにリハビリ施設で数カ月間のトレーニング後(コロナ禍のため外出禁止)退院し自宅にもどり現在は週3日のデイサービスに通う毎日となっている。
涙をこらえて
緊急事態宣言が解除され自宅に戻った先輩に会いに先輩宅へ。
僕の顔を見るなり涙を流していた。
僕は我慢した。なぜなら一回り小さくなった先輩の姿をみて俺が泣くよりどうみても”笑顔だろ”って思えたからだ。
先輩はまだ会話がままならない印象で口まわりの機能が完全には回復していないと感じた。
そして歩行に関しても重いランドセルを担いでいるような歩き方で関節なども上手く機能を果たせてない様に見られた。
先輩はじっと一点を見つめ目には涙をためていた。
『面白いことやりましょう』
機能回復のためのデイサービスに通うことになった先輩は週3日の午前中に通っていると聞いた。
トレーニングメニューも専門家の方々が考えているので素人の僕は何も言えませんが、先輩の”好きなこと”をやりながら機能回復へ加速できたらと考えました。
大病をするまでは週1で行っていたフットサルに復帰しようとなりました。いきなりゲームに参加できないので、凝りに凝った体をほぐしながら基礎トレーニングを始め、なおかつ機能回復に役立てるようにと体育館に向かいました。
フットサルメンバーからは『おかえり』の声が先輩に向けられました。
メンバーみんな笑顔で迎えていたのが印象的でした。
緊張つたわる
あの日以来久々に触るサッカーボールに先輩は何を思っているんだろうと思いました。
ただ、ボールを蹴ることに意識を集中しています。
その人から滲みでる『気持ち』って伝わると感じました。
一ヶ月達、ダイレクトでボールを蹴ることもできました。
先輩のボールトラップ(ボールを止める)の癖も体は覚えており機能回復関して様々な取り組みから改善できると確信したので、身体機能の神経を刺激するために”ジャンプ”をさせて眼球周りの筋肉と神経も刺激を与えることにしました。
””楽しいこと”をしながら回復していくという『僕が先輩と関わる道筋』ができあがりました。
今後の展開として、『面白いこと』をしながら機能回復と社会貢献を行い社会復帰に向けた【わくわくすることを共に創りあげる】プロジェクトを進めていきます!
最終的には、先輩はウエイクボードがプラチナクラスですごく上手なのでウエイクボードを楽しんでいるところを見たいのと、復活劇の講演会を開催して社会復帰に向けてリハビリして頑張っている人向けにエールを贈れるような場を作っていきたいと考えています。
また活動の様子を記事にしますのでお楽しみください。
【今を生きる】復活劇の物語
今後、【わくわくすることを共に創りあげる】プロジェクトを活動するにおいてプロジェクト基金を立ち上げようと考えています。
その時はご協力いただけたらと思います。