母の特殊能力 #1
土地や事業などの判断(サンミン)や拝みなどの依頼があり、有料版から無料版へと変更しました。たくさんの方にみてもらえるように還元させてもらいます。ありがとうございます。
①洞窟の中で
これは私のおばあちゃん(母親の親)が話していたエピソードです。
私の母がまだ小学校の頃のお話です。その当時、那覇市安謝(あじゃ)と呼ばれるところに住んでいました。人様に自慢できるほど(笑)のトタン屋の貧乏暮らしをしていたそうで、おじいちゃん(母の父)はお酒が好きで給料のほとんどはお酒に消えていたそうです。
そんな時代の話をおばあちゃんがしていた時に奇妙な話をしてくれました。
母が急にいなくなった事件があったみたいです。おばあちゃんが言うには見つけた場所はなんと洞窟の中といっていました。
その洞窟はと言うと普天間にる普天間神宮の洞窟だったそうです。
普天間というところは母親が住んでいる那覇市安謝からは10キロ以上も離れた場所で、子どもが一人で行くには結構無理があると思います。
この事を母に聞いてみるとどうやって辿り着いたかは分からないが気付いたら洞窟の中にいたと言っていました。ただ、女の人に呼ばれたみたいです。
ちなみに、普天間神宮は初詣には大賑わいで綺麗な神宮です。その神宮の脇を進んでいくと奥には駐車場がに続くまたがありその途中に洞窟があります。
自分も昔親の拝みについて行ってのを覚えていますが今はその洞窟に入れるかは分かりません。
その洞窟の中に拝むところがあり、そこで発見されたとおばあちゃんは言っていました。
1人むーにー(独り言)しながらかわかりませんが不思議な話です。
ちなみに、普天間神宮の神様は女の神様も祀られているそうです。
②親戚の家で
これは僕が小学校低学年の頃のお話です。
月に一度親戚の家で集まることがありました。
その頃は自分も親戚のお兄さんとかと遊そべるのでとても楽しみにしていました。
そんな中、みんなで食事が終わると子どもたちは二階へ上がり遊んでいました。そしていつも床の間の襖を閉めて何かやっているのは気づいていましたが何をやっているかは知りませんでした。
ある時、トイレに行くため下に降りてきて用を足しに行こうと歩いていると変な声が聞こえました。変な声というのを伝えるのは難しいですが、方言が聞こえたり、歌っぽいの〔琉球古典のはやしみたいなメロディー 表現が難しい〕が聞こえたり。すすり泣きをしている声が襖の向こうから聞こえてました。
すこし怖かったのを覚えてます。直感的に母だとは気づきました。そして色とりどりの声を出していることも。怖いですよね子どもにしたら(笑
霊を降臨させているのか分かりませんが、あの頃は夜な夜な親戚の家ではこういった行為を行われていたのを覚えてますし大人の数も多かったのを覚えてます。
沖縄の特有な事かもしれませんね。ただ声が変わる様を聞いていたので正直怖かったです。
この頃の私は母親が特殊な能力を持っているとは知りませんでした。