★一行怪談のツイッター企画に投稿した作品をここに再投稿しました。アレを元にオリジナル小説を書いていきます。もちろん完全新作も投稿します。
「貴方本当に卑怯なひとね部長…」私が部の誰にも深夜残業させないのはコンプライアンスの為じゃない、僕を愛しながら恨んでいるきみを、僕以外の誰にも見せないためだよ…
校舎の屋上で煙草ふかしてると現れる彼女、清楚で物知りで笑顔チョー可愛くって告りたい気持ちマンマンなんだが、何が問題って彼女、チャイムが鳴ると必ずフェンスの向こうに飛び降りちゃう事なんだよなあ…
全てが茜色に染まった世界を歩く、誰もいない田舎道に私だけの影が伸び稲穂のさやさやという音を聞く、空を割った腕が私を掴み日本の終わりを告げるまで、追いかけてきた者も最早いない閉じた空間を私ひとりただ歩く。
朝歯磨きをしようとしたら歯ブラシが二本、隣にシェーバー、珈琲を淹れたらマグカップが揃いになってる、やっぱり違う世界に来たのは間違いないけど私がほんとに怖いのは、ここでの私も一人暮らしらしい事なのよね…
大学同期に無理矢理連れ出された心霊スポット、「助けて、もう遊びでこんな事しねえ」と奴らは泣いて詫びを入れてるけど違うんだ、今全開で霊団をブッ叩きすり潰し所々喰らってる化物は俺をシュミでガードしている蒼ちゃんだ。