「HELLO NISSAN」に行ってきた話
下書きに書きかけの文章が4本ほど溜まっている今日このごろであり、ツイッターで書くと言っていた旅行記的なものも書けていない中、別のものを書いてみる。
Facebookで見かけた広告 - HELLO NISSANを知った時
FacebookやInstagramでちょこちょこ見かける日産の広告。猫バンバンは好きなので意識的に見てますが、リーフの1泊2日体験やセールの情報は基本的にスルーしていました。(自動車会社のバナー広告で車体の写真を使ってしまうと、ありきたりでスルーしてしまっているという気がしなくもないな・・・)
そんな中でふと見かけたのがHELLO NISSANという体験の広告。面白そうだし、ディーラーであれば自分の車で行くことができるし、申し込みフォームを見てみると直近の週末で予約できる枠があるしで、勢いで申し込み体験してきたので、それについての備忘録を。
WEBで分かるHELLO NISSANの内容
WEBで分かることなので、WEBサイトを見てね。
https://www.nissan.co.jp/EVENT/HELLONISSAN/
で事足りるわけですが、一応現時点の情報をまとめておきます。
・実施店舗は現時点で 神奈川日産自動車 百合ヶ丘店 のみ
・コースは3種類
・電気自動車まるごと体験コース(試乗60分、全90分)
・2台に乗れる、はじめての日産コース(試乗30分+30分、全90分)
・ハンズオフドライブ体験コース(試乗90分、全120分)
・セールスを目的としない「日産ブランドクルー」が対応
・今後、実施店舗拡充予定
とのこと。よし、なんとなく分かった。説明はショートにしてとっとと体験させてくれ!という気持ちを抱くのではと思いつつ(個人的にはそういうことが結構ある)、当日店舗に向かったのでした。
当日、店舗着。すると・・・
予約時間の5分以上前に到着しそうだったので、少しだけ回り道をすると、1〜2分前に無事到着。店員さんの誘導で駐車し、HELLO NISSANの予約をしている旨を伝え、店内へ移動を開始。すると扉の前で担当してくれる「日産ブランドクルー」さんとご挨拶。
服装もディーラーの人って感じじゃないので、すぐにこの人が「日産ブランドクルー」なんだなと分かりました。そもそもWebサイトに載っている人なので、顔をきちんと覚える人ならば顔見た時点でわかるんでしょうが・・・
予約して行くサービスで、おそらく直前に予約が入っていなかったことと、予約時間ギリギリに到着したからだと思うのですが、店頭で待っているというのもすごいなーと。敷地内に車で入ってすぐにあの人かな?と思ったような記憶があります(多分その時からいてはったと思うけど、確証はない。何せ安全運転のために周囲の確認しないとあかんから、個人の識別なんてやってられないからね!w)
HELLO NISSAN開始
そんなこんなでクルーに誘導されて店内へ。HELLO NISSAN用のブースで、普通の商談席とは違った高めの机であり、クルーが立って説明してもいい感じの位置関係になるような状態でした。その部分はじゅうたんだったかな?
席に着き、ドリンクを飲みつつiPadでアンケート記入。iPadのキーボードってどこにハイフンがあるのかいまいちわからず、いつも手間取るんだよなぁ・・・。そして説明開始。
まずは体験コースに間違いないかどうかの確認をして、NISSANの目指す姿の説明映像を見る。いや、映像の前にHELLO NISSANそのものについての話が少しあったかな?
その後、アレクサでリーフのエアコンを操作する体験だった気がする。個人的には、音声操作ってうまく反応してくれないことが多いし、音声操作は大体どんなものなのかは把握してるので、正直ここは無くてよかったwww おそらくはそれなりに身近になりつつある機能が自動車にも適用されてるんだよ、もっと便利になるんだよって意識付けなのかなぁと思ったりした。
アレクサでの操作が終わった後は、いよいよドライブへ。ナビがあり、助手席から誘導もしてくれるのでなくても問題ないものの、大体のコースの説明があり、免許の有効期限を確認してもらった車に移動しました。
スカイラインに乗車
いよいよ車へ移動。運転前にトイレに行ってた時間があったとはいえ、待ち時間なく扉の前に車を準備してくれていました。ここら辺も通常の試乗とは異なり、タイムスケジュールがある程度決まっている体験だからなのかなぁ。(何なら帰るときも、私の車をタイミングよく準備してくれていました。)
運転席に座り、操作説明を受ける。ここで少し気になった点と言えば、「プロパイロットの車に乗ったことがあるのか?」と聞かれた点。クルーズコントロールとか、ハンドル支援と言われればその内容から機能がすぐわかるが、「プロパイロット」と言われてもその具体的な機能を把握していなかったので少し焦った。
邪推だが、プロパイロットという名称を広めていきたいのかなぁという気がした。宅配便のことを宅急便と言うかのごとく。個人的にはe-POWER車に乗っていることもありあのような駆動方式は普通にe-POWERと呼称しているのだが、プロパイロットという名称も同様に普通に通じるようにしたいのかなぁと感じたりしたが、実際のところは単に「前のバージョン知ってる?」って意図しかなかったんだとは思うwww
説明を受け、いよいよ運転開始しました。(座っただけで長いなぁ・・・)
ドライブ開始
店舗の敷地から一般道へ。e-POWER車のe-POWER drive利用者のため、ブレーキ踏むのを忘れないようにと意識しつつ運転開始。
e-POWER driveは”ほぼ”アクセルだけで加減速含め運転できるというシステム。ここの真ん中あたりに記載がある。それを進化させたというのがリーフに搭載のe-Pedalらしい。個人的には、e-POWER Driveに慣れているのもあり、e-Pedalはアクセルを緩めた瞬間の減速力が強く、ちょっと運転しにくかった。ブランドクルー曰く、発電できるノートe-Powerと違い、リーフはどんどん回生しないといけないから仕方ないよね―とのこと。90分運転してたら、いろんな話もしますよね。
運転して最初に感じたことはハンドリング感覚の違い。多くの車はステアリングホイール(ハンドル)がシャフトにつながり、機械的にタイヤを動かせるようになっているが、今回乗ったスカイラインはセンサーでステアリングホイールの状態を検知し、それに応じてタイヤを制御するステア・バイ・ワイヤ。ステアリングホイールに遊びが無いことから、普段とは違う操舵感覚を味わうことが出来ました。(コンパクトカーにしか乗ってないからという説もなくはない。)交差点で曲がるときは思わずハンドルを切りすぎてしまいそうになりましたが、結果的にすぐに慣れることが出来ました。
店を出てから、高速の入り口までは全て自分で運転。排気量大きくてハイブリッドということもあり、快適なドライブでした。そしていよいよ高速の入口へ到着。ETCレーンを抜けて本線に合流します。
高速での自動運転
ETCレーンを通り、本選に合流するところまでは自分で運転。そしてシグナルの色が変わり、いよいよプロパイロット2.0の起動が可能に。普段は乗らないスカイラインに乗れるのならば、高速も自分で運転を行い車の違いを楽しむのもいいのではと思ったのですが、やはりプロパイロット2.0を体感しなければ、ほぼ全区間でプロパイロット2.0を起動していました。
プロパイロット2.0の感想は、「すごくなめらか」だということ。人によるでしょうが、他人の運転している車に乗るよりも安心することが出来ました。いざというときに自分で制御できるという立場がそう感じさせたのかもしれませんが。
たまにインテリジェントクルーズコントロールの車に乗るのですが、こちらはすぐ近くの車など、限られたエリア内の限られた情報を元に速度と車間距離を調節しているので加減速を感じて落ち着かない。一方、プロパイロット2.0はより広い範囲の車の状態や地形の変化などを加味して、より事前に対応を行っており、結果的にすべての動作がなめらかになっているのではと感じられました。また、これは速度と車間の制御だけではなく、車線キープに関しても同様。過度に反応してふらついたりすることもなく、なめらかに車線をキープしているなという印象でした。何かあったときにすぐ対応するという観点では良いのか悪いのか分かりませんが、ふと気付くと腕を組んだまま動く車の運転席に座っていました。
第一走行車線を自動運転で走行していると低速の車との距離が近くなり、車側から車線変更の提案をされました。いよいよ自動運転での車線変更です。
自動車線変更
自動車線変更と言っても、少しだけ人間が操作をする必要があります。操作と言っても簡単で、ハンドルを持ち、車線変更ボタンを押すだけ。もちろん周囲の安全確認は必要ですが、大変な操作はないので助手席に座っていて運転手に「こっち側車来てないから車線変更できるよー」と言うぐらいの労力しかかかりません。最初の車線変更の試みは操作に多少時間がかかり、後方から他の車が来たために車からの提案が消えたため中止。過ぎ去った後に改めて車線変更を行いました。
ちなみに、後方から来る車はブッ飛ばしてる車もあり、検知しても対応する時間がない事があるよとはブランドクルーが仰ってました。また、復路で教えてくれたのですが、車線変更ボタンではなくウインカーでも車線変更をさせることが可能です。ウィンカーでは1回しか車線変更してませんが、ボタンよりも自然な感じがしました。
また、ハンドルにはタッチセンサーがついているらしく、持つと言っても軽く触れる程度で大丈夫でした。
車線変更を開始すると、少し現在の進路を保ちつつウインカー点滅。その後車線変更を開始し、ハンドルが動き出す。車線変更が終わるとウィンカーが消え、自動運転のステータスが手放しOKモードに変わるという流れでした。いやー、これは運転に苦手意識のある人には大いにありがたい機能でしょう。
ちなみに、ステア・バイ・ワイヤにより細かなハンドル修正みたいな動きはありません。カーブへの追従など、ある程度ゆっくりな動きのみステアリングホイールに反映されていました。ローパスフィルターがかかっているような感じ。
自動運転の映像でハンドルがこまめに動いているものがありますが、今回の車ではそういうことはなく。イメージとしてはボーイングの旅客機の自動操縦ぐらいの動きなのかな?
エアバス機はジョイスティックで自動運転に連動しないと思ってるのですが、ブランドクルーにハンドル動かないと言われてそういうイメージを持ってしまってました。細かな動きは無いが正確です。
そうそう、自動運転中に急に車線変更をして前に入ってくる車がいました。自分でブレーキを踏んだので、自動ブレーキ等はあまり感じてないのですが、警告表示はきちんとありました。
ドライブ終了
そんなこんなで高速を2区間走り、引き返して店舗に戻り、約90分のドライブが終了。普通の試乗よりは長く、満足できるドライブができました。
駐車をして、少し質問などを行って再び店内へ。最後にまた映像を見て全てが終了。このタイミングで自分の車を扉の前まで移動させておいてくれました。いやー、ありがたや。
最後に
そんな訳でプロパイロット2.0を体験した訳ですが、これなら本当に自動運転の車がそこらじゅうを走るというのも実現しそうだなと感じられました。ぜひ機会があれば他社でも同じような体験をさせてくれたら良いなぁと思うので、機会があれば行ってみたいものです。
余談
ブランドクルーさんと雑談してたので、少しだけその内容を。
支給された制服を着ている。黒いジャケットと、白いパンツ。シャツも支給されてるが、寒いので違うの着てるとのことでした。
ブランドクルーは今のところ2名。神奈川日産の人で、ある日呼ばれて、ブランドクルーやれと言われたとか。このあたりを個人的には掘り下げたい。上層部に話を聞きたいwww
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