塩飴の気配りと息子くん
大阪のおばちゃんのカバンの中には、飴があるとテレビ番組で取り上げられていたような気がします。
その頃、おばちゃんの入り口にいた私は
「わたしのカバンにはチョコレートが入っているのさ。ふふん」と新入りおばちゃんをアピールしていました。
ところが、すっかりおばちゃんの昨今は、飴と水筒が常備されています。
「飴」はコミュニケーションのツールだという説もありますが、私の場合は「食糧」であり「必需品」なのです。
咳喘息のわたしは、電車に走り込むと、咳が止まらなくなります。電車の冷暖房の気温差で咳が止まらなくなるので、飴と水分は必需品なのです。
夏は各種の塩飴、うまく入手できた夏には祇園小石のスイカ飴が入っています。冬はクランキーチョコとチロルチョコレートのきな粉餅が入っています。
ちなみに本日の食糧用の巾着袋には、VC 3000のど飴のピンクグレープ味と匠の塩飴のスイカ味と塩分のタブレットの3種類が入っています。
知的障害者の息子が外出する際にも、水分と熱中症予防に塩飴や塩分入りタブレットを持たせて送り出します。飴の味も飽きないように気を使っていました。
昨日、息子を散髪に連れて行く時に、後部座席の息子に、3種類の飴とタブレットを手渡しました。すると渡したものを口の中に押し込み一気にガリガリと噛み砕いていました。
「いつもおでかけの時に、渡してるけど、もしかしていつも一気に全部を食べてるのかな?」と聞いてみると、息子はうれしそうに「うん」とうなずいていました。
同じ味で飽きないとか、そんな配慮なんて、まったく意味がなかった・・・
「これからは、1個づつ食べてね。」とお願いしときました。たぶん無理だと思うけど。
おまえさんには今度から特売のやっすい飴にしておこうと固く決意しました。そして私が美味しくない飴に当たったときは、残りは息子に手渡すことに決めました。