ロボットと暮らす未来
「最近聞いた話」
遠くに住む子どもたちと離れて、ひとり暮らしの男性。
夜中に体調不良になったが、朝まで耐えて、友人に連絡して、救急車を依頼することにして入院したそうです。頼ったのは、子どもたち「血縁者」でなく、隣近所「地縁」ではなく、少し離れた友人だったそうです。
おそらくわたしも同じだと思います。年老いた両親や遠い場所に住む弟ではなく、友達に相談することが多いです。健康問題は医療関係、勉強のことは教員関係、メンタルのことは精神科勤務の友人、金融関係は元銀行員。それぞれの分野の友人たちに相談しています。
「血縁」を諦める
「娘は当てにしない方向で、考えよう」としたとき、私が「個」として生きていく方法を検討しました。我が家は、もうひとり知的障害者の息子という「個」と二人暮らしです。
私なきあとに息子の成人後見人をお願いしたいと思うのは、私より歳が若い友人の一人でした。法律のことは、専門家に繋がるのがベストです。最近、橋渡しをしてくれる団体との「縁」もつながりました。
友人はたくさんいます。なんとかなりそう、いやなるように考えていきたいです。
「孤独対策」
しかし人との会話は何にも変え難いです。独居の孤独への対策が必要です。家族と暮らしていても会話のない人もいるでしょう。会話がないと、口を動かさないので表情がなくなってきたり、筋肉の衰えから嚥下困難になっていく可能性もあります。それに孤独や不安の隙間に入り込むビジネスはあとをたちません。
私が歳を取る頃には、人口減少で、関わる人間が激減してるはずです。そんな未来に個人のニーズに合わせたA I搭載の機械が開発されていることを願っています。
私なら現代社会や昭和のアニメや映画、ドラマや一般大衆文化などの世間話が出来るロボットと仲良くなりたいです。いろんな話をすることによって、ロボットのAIは学習し、私という個人を理解してくれるようになるのです。
人間もロボットも仲良くできたら孤独に対応できると思うのです。
「猫型ロボット」
猫が好きなので、猫型ロボットがいいです…まるでドラえもんですね。もっとカッコいいのがいいですが。しかも介護支援の機能付きです。実は猫型ロボットは、ずっと希望しています。テクノロジーの進化のスピードを考えると、実現する可能性は高いと思います。
等身大サイズだと、重量は重いだろうし、メンテナンスなどが高コストになるから、小さめのサイズになるだろうな。お話する時はホノグラムを連れて歩くので、一緒に散歩や美術館を出かけることができます。ロボットは家に置いておきます。そのうち私の歩行に問題が出てきたら、ロボット本体と出かけることになるでしょう。分身ロボットも活躍していますので、荒唐無稽な話ではありません。
想像している私の未来は、ほんのり明るいです。希望を失わない限り、道は見失うことはないでしょう。
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