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献血不可

高校時代、献血車が学校にやってきて、献血をすることになりました。野球選手の清原ががニッカっと微笑む、献血のポスターの時代です。でも直前に注射が怖くなって、逃げ出しました。以来献血には足が向きませんでした。

公民館でに献血車が停車していました。通りすぎる時に受付のテーブルの置いてある玉子のパックとテッシュペーパーの箱に目が止まりました。瞬間、わたしは「献血します。」と声を上げていました。

問診票と注意書きを手渡されました。そこに「お薬を飲んでいますか」と書いてありました。私は喘息の吸入薬と、アレルギー薬を服用しています。それを問診の医師に伝えると「薬を服用していることと、喘息なので献血は身体に負担がかかるので、ダメです」と言われました。

薬なんて飲んでない元気な頃に、献血をしておくべきだった!
私が経験できることが、また1つ減った!!

社会の役に立たない生産性のない無職のわたしですが、さらに献血不可の称号が加算されました。残念です。

わたしは受付のテーブルの置いてある玉子のパックとテッシュペーパーの箱を横目で見ながら、会場を後にしました。

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