まずまずの年の始まり
大学院の研究室の発表会の連絡がきたけど、興味もまるで湧きませんでした。発表者も知っている後輩は1人だけです。顔を出す義理もありません。すぐにメールをゴミ箱に送りました。
修論を手直しして論文を発表したいと思っていましたが、今は新しい分野のテーマに夢中です。ようやく私は過去の論文への執着を無くしたようです。
時間はかかりましたが、ついに過去のものになりました。万歳です。人や物事に執着すると前へ進めなくなります。あわよくば・・・なんて思わない方がいいのです。自分から手を伸ばして欲しがると、ホント碌なことにはなりませんから。
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いま私が社会と繋がっている唯一の場所が相談室です。完全手弁当です。誰のためでもなく、自分のために出かけていきます。来られる人とお話していると、自分が救われるのです。だからボランティアではありません。
おかげさまで、相談室の数が増えてきました。予算が降りたら、全国に行きたい私です。これから出会う皆さま、今しばしお待ちくだされ。
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「親なきあと」の問題は、我が事です。私自身が十分な勉強と情報収集をして、可能な限り対策をしたいと思っています。だから私もまだまだやるべきことがあります。
娘のために遺言書を準備することと、息子のために、後見人をお願いしたい人にも会いにいくことです。できる限りの準備をしたら、あとは子どもたちとの時間を楽しんで生きたいと思います。
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アメリカにいる曽祖父の家族やライターさんとのやりとりをしています。曽祖父の生涯について、アメリカと日本の情報交換をしていきたいとメールに書きました。
私は曽祖父が生きた当時の日本の社会がどうであっかに興味を持っています。曽祖父の少ない情報を繋いでいくためには、明治期の歴史や当時の社会状況を知る必要があります。嬉しいことにかつて学んだ歴史学も社会学が大いに役立っています。調査やまとめる手段は大学院で学んだものです。
加えてアメリカの親戚と直接お話しができるように、1年前から始めた英語の勉強の必要性が出てきました。ますます頑張りたいです。
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なかなか良い年の始まりではありませんか。振り向くな前へ進めという生き方は、私に合っているようです。
さて明日も頑張ります。