息子、おさるのジョージに大勝利する
今朝のミッションを効率よくこなすために、頭の中でシュミレーションを繰り返しました。息子はガイドヘルパーさんと外出する日なので、それまでに家事を終えようと思います。
息子が起きてこない間に、掃除機、トイレ掃除。洗濯機をスタートさせて、朝ごはんを食べようとしている息子にダメもとで
「洗濯機が終わったら、洗濯物を干しておいてね。無理だと思うけど・・・」
後半は小さな声でつぶやきました。どうせ私の言うことなど、息子は聞いちゃいないのさ。
すこし機嫌を悪くしながら家を出て、まずは図書館の返却ボックスに借りていた発達障害の本を5冊返却しました。その足で連休明けに高脂血症の検査に来るように、かかりつけ医から言い渡されていたので、病院に直行。腕をむき出して、いつ名前を呼ばれても、準備万端です。
ところが採血のスピッツが3本の用意されています。(どうして?高脂血症だけじゃないの?)おかしい・・・しかしあまり食いつくと、素人の患者でないことがバレてします恐れがあります。注射が嫌いな私は看護師であることを隠して、心置きなく注射を痛がり、怖がっております。
「はいお会計は、2080円です。」
「ええ!?どうして高脂血症の検査だけで、その値段なの?高い・・・」
「えっ。甲状腺の検査も入ってますよ。」
「聞いてないよー。でも仕方ないね。」
医療費がバカにならない。喘息の薬代だけでも、かなりの料金です。歯医者も予防的に通っていますが、こちらも3割負担は家計には手厳しい料金です。
ということで、採血の結果を聞くための受診は再来週にしましょう。これは生活防衛です。
モヤモヤしながらスーパーへ走り、メモしていた買い物をサクッと購入し、洗濯物を干さねばと足速に帰宅しました。
すると、なんと
息子が洗濯物を干してくれていたのです。素晴らしい、ブラボー、あんたは偉い!!叫びながら、ベランダに走り寄りました。息子は照れながら、すべての洗濯物に洗濯バサミを挟んでいました。
やればできること、結構増えているのだ。うれしい。
実は家を出る直前に、アニメ「おさるのジョージ」を見ている息子にイヤいっぱい「あんたもジョージぐらい賢ければいいのに。私は黄色い帽子のおじさんになってみたいよー。うちの子はジョージにボロ負けしてる。ジョージなら洗濯物干してくれるんだろうなああああああ」
これが効いたんだね。息子よ、きみは「おさるのジョージ」に大勝利だよ。あんたは偉い。それにして口の悪いひどい母さんだね。ちょっと反省しました。もう2度とジョージ扱いはしません。その能力を認めて、これからは洗濯物を干すお手伝いをお願いしますね。頑張れ息子くん!