「転倒」は忘れた頃にやってくる。
相変わらず無職なのですが、またまた論文の査読修正が返っていたり、なんだかんだと忙しくしています。
昨日は息子はガイドヘルパーさんとの外出予定でした。コロナ禍なので外出時間は4時間の決まりがあります。運悪く同じ日に大学院での用事が重なりました。事業所と交渉し、息子の外出時間に私も用事に出ることにしました。遅刻早退で4時間のリミットです。
ということで、その日は、とりわけ気忙しい朝でした。洗濯物を干そうとベランダに出た瞬間、ベランダに溢れていた水に気づかず、滑って転んでしまいました。普段から痛む50肩がグキッとなり、尻餅で腰に痛みが響き、痛みで悶絶しました。
なんとか部屋に這いあがり倒れ込んで唸っていましたら、知的障害のある息子がやってきました。私を見下ろし「ケケケ」と笑って、行ってしまいました。
以前めまい発作で救急車を呼んだ時も、スマホすら取ってくれなくて、私はスマホまではいずり救急へ電話をかけました。救急隊が来ても息子はヘラヘラ笑っているので。救急隊が「(救急車に同乗)どうしますか?」と聞いてくれましたが、「役に立たないので、置いていきます。」と言いました。
というわけで2度目の緊急事態でしたが、最悪、数時間後にはヘルパーさんが来るので、今回は生命の危険はなさそうです。幸いなんとか動けるようになりました。指が見る間に腫れてきたので、すぐに湿布を貼りました。幸い打撲だけで外傷はありません。本格的な痛みが出るまでに、用事が終わることを祈りました。
落ち着くと私はネチネチと息子に、嫌味を言い始めました。とにかくムカムカと腹が立つので、「私を大事にしないと、私はお父さんのように死んでしまう。」としつこく繰り返しました。
ガイドヘルパーさんが来たので、駅まで3人で歩きながら話を聞いてもらいました。するとヘルパーさんの近所で。一人暮らしの人が自宅で転倒して、そのまま発見される餓死した事件があったと教えてくれました。
なんて恐ろしい。
大学院に行くと、友人が駅の階段から転落して1ヶ月以上入院していたと聞きました。
他人事ではありません。
帰宅したら米米クラブのカールスモーキー石井が転倒して、ライブが中止になった記事がありました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/efd2d618e978462a9e528542d46783c799ce2973
洒落にならない!
というわけで、ガイドヘルパーさんの自宅の中でもスマホを手離さないようにしたほうがいいというアドバイスを前向きに検討しようと思います。
そして役に立たない息子には、せめて本やおもちゃを床に撒き散らさないように指導をさらに強化することにしました。
「散らかすな、転ぶと死ぬぞ」
家庭内の事故での死亡率は、交通事故死より高いと聞いたことがあります。老化は足から来るので、油断せずに生活をしましょう。
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