時代はいつも若い人が変えてきた。コロナによる学費一律減額について。
今日はいま学生の間で話題のあの運動について、触れたいと思います。そうです、授業料の問題についてです。
(下記に関連ニュースのリンクを掲載しておきます)
https://www.asahi.com/articles/ASN4L73DNN4BUTIL01S.html
朝日新聞デジタル「大学のオンライン講義 返還求める声」2020年4月19日
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200422-00000135-kyodonews-soci
「学生の13人に1人が退学検討」共同通信4月22日
♦︎国による一律学費半額と、大学などへの予算措置を求めますの署名(change.org)
https://www.change.org/p/%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%99%8B%E4%B8%89%E5%86%85%E9%96%A3%E7%B7%8F%E7%90%86%E5%A4%A7%E8%87%A3-%E5%9B%BD%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E4%B8%80%E5%BE%8B%E5%AD%A6%E8%B2%BB%E5%8D%8A%E9%A1%8D%E3%81%A8-%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%B8%E3%81%AE%E4%BA%88%E7%AE%97%E6%8E%AA%E7%BD%AE%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%99-f513a18b-235d-4d42-84d2-ac48204d8a36?recruiter=1080446917&utm_source=share_petition&utm_medium=copylink&utm_campaign=share_petition
一応、現役学生の自分にとって当事者意識を持たなくてはいけない話題なので、自分の考えを書いてみます。
アフターコロナの日本はどうなるか?
再びかつてのように高度な成長を遂げ、世界を圧倒することができるのか??
結論、その答えは
若い人がどれだけ活躍するのか?によるのではないだろうか。
だって、若い人が時代を作ってきたでしょ。
江戸から明治の明治維新だってそう。
戦後焼け野原から戦後復興した時もそう。
じゃあ、今後の5Gや次の6G、AIや自動運転自動車など。
サイエンス部門でもいろいろとあるよね。
世界のトヨタ、世界のソニー、世界のパナソニック、東芝!
時価総額を見ても、
いまはやっぱりGAFAと呼ばれるアメリカのIT企業や、BATと呼ばれる中国のIT企業が強いですよね。
日本を再び立ち上がらせるために
若い人が活躍するためには、"教育"なんだろうなと思います。
いま若い人が危機にあるのはご存知ですか??
新型コロナウイルスの影響で、アルバイトの出勤が減らされた大学生らが困窮しています。
学生団体が実施した緊急調査によりますと、「学費が払えず、退学を検討している」と回答する人が多く。13人に1人が検討しているみたいです。
収入が激減する事態に直面した学生は「1日300円程度の食費でしのいでいる」と深刻な状況を訴える人もいます。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200420-00000006-jij-soci
今回はこのニュースについて
今回は学生側の立場に立って書いていきます。正直、言い訳にもなりますが学生の立場でしか言うことができません。
(色々と勉強したうえでいずれ学校側の立場で書けたらいいなとは思っています。ただ僕自身も学生なので、自分としてはやっぱり学生側の方に肩入れしたいという思いです)
4月の末に給料が入ってくる人と、入ってこない人がいます。
実際、3月下旬から勤務に入れなくなった学生は、4月に給料が入らず困窮しています。
正直、僕自身もバイトには入れませんでしたが、有難いことに親が援助してくれたおかげで何とかしのげています。
しかし、すべての人がそうとは限りません。
そこで今起きている運動が
大学の学費の減額を求める運動です。
新型コロナウイルスの影響でキャンパスを閉鎖した各大学に対し、学費の減額を求める署名運動がSNS上で広がっています。
現在、少なくとも50以上の大学で行われており、24日からは国に一律で学費を半額にするよう求める署名を集める運動も始まりました。
確かに僕は大学はサブスクリプションだと思っています。
だって年間〜万円の学費を払いさえすれば、
質の高い高度な授業は受け放題だし、
学内のインターネットやパソコンは利用し放題だし、図書館ではKindle Unlimited並みに多くの本を読み、借り放題。
専門科目に長けた教授に質問し放題だし、安く食堂のメニューを食べられる。
そのほかにもジムが利用し放題だったり、自習室が利用し放題だったりと、こうやってみればサブスクリプションサービスのようなものですよね。
それで今回の騒動を考えると、
正直Web授業はお世辞にも良いとは言えません。
だってサーバーが重いのか、急に止まりフリーズ状態になるし、
教授の声もあまり聞こえず、集中できないし、
何より設備の不具合等でまともに授業ができるのは、90分のうち半分くらい。
授業は正直、残念なクオリティです。
そして授業以外の図書館利用し放題や、食堂で安く利用し放題のサービスはついていません。
それで去年と同じ学費と言われると、
民間のサービスならクレーム殺到するだろうし、解約する人が跡を立たないでしょう。
しかし今回は大学なので、解約するってことは退学する行為と同等なわけで、そのような選択肢を選ぶことはできないでしょう。
あくまで、これはコロナが悪いわけで、大学側は悪くはないです。
ただ、冒頭の困窮する学生のニュースを見たら、
学費の減額は、困窮する学生に光を差す動きになると思うのです。
今不動産においても、テナント会社が価格交渉しています。
だってお店が営業できないのに、家賃だけ払い続ける。これだとお店にとっては大幅な損失です。
利益がちっともないのに…(泣)
そこで価格交渉をしています。
価格交渉ができるのは両者が対等な関係だから。
不動産会社にとっても、いまお店に解約されると、新規契約者が来るまでは支払いを受けることができません。
よっぽどじゃない限り、このご時世に新しく契約するようなリスクを取る人は少ないと考えられます。
つまりは、不動産会社にとって、お店側の減額交渉に乗っかる方が得策と言えるのです。
この理屈で言うと、
今回の大学と学生は対等な関係と言えるか??
うーん、言えませんよね…
絶対的に大学>学生。
だから大学優勢なのですが、
そこを変えるべく、学生が企業で言う労働組合のようなものを組んで、授業料の減額交渉を推し進めようと行動しています。
まさしく、僕はこれこそ
明治維新や、高度経済成長時のような
若い人が本気で社会とか、大きな組織とかに立ち向かおうとする姿勢を感じます。
なので僕は純粋に応援したいと思います。
僕は13人に1人が大学の退学を検討している。検討しなくてはいけないほど困窮していると言う状況が許せません。
何とかその13分の1の学生を救いたいと思っています。
だけど僕にできることはない…と諦めていましたが、この運動を応援することが13分の1の学生を救うことにつながるのではないかと思いました。
だから、私はこの運動を応援したいと思います。
①どう考えたって、今季のサブスクリプションサービスは去年と同じものではない。だからこそ何かしらの措置は欲しい
②学費が払えそうになく、困窮する学生がいる。
その学生を救うためにも、学費の負担を軽くしてあげたい!
この2点の理由で応援させていただきます!
また、困窮する学生には給付型(返す必要のない)の奨学金を借りて欲しいものですが、
なかなか条件が厳しいなど難しく、貸与型(いま借りて社会人の給料から引き返していくもの)しか残されていません。
また現在、貸与型の奨学金を利用している学生からしても、今回学費の減額は将来の負担が軽くなるという恩恵を受けられます。
このような騒動の中、
やっぱり僕は日本にもう一度輝いて欲しいので
若い人の力が必要であり、そのためには教育が必要。その教育をこのようないきなり生じた外部環境の変化によって機械を失って欲しくないと強く思います。
教育の機会は均等であるべきで、何とかその機会を奪われそうになっている学生を救いたいという思いで今日の記事を書きました。
賛同してくれる方はぜひとも、署名活動にご協力ください。
♦︎国による一律学費半額と、大学などへの予算措置を求めますの署名(change.org)
https://www.change.org/p/%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%99%8B%E4%B8%89%E5%86%85%E9%96%A3%E7%B7%8F%E7%90%86%E5%A4%A7%E8%87%A3-%E5%9B%BD%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E4%B8%80%E5%BE%8B%E5%AD%A6%E8%B2%BB%E5%8D%8A%E9%A1%8D%E3%81%A8-%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%B8%E3%81%AE%E4%BA%88%E7%AE%97%E6%8E%AA%E7%BD%AE%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%99-f513a18b-235d-4d42-84d2-ac48204d8a36?recruiter=1080446917&utm_source=share_petition&utm_medium=copylink&utm_campaign=share_petition
それではまた明日〜!
(終わり)