午前の部と午後の部のつながり

「【午前の部】終了後、14:30まで何をするの?」

「【午前】と【午後】の繋がりが分からない」

こんな声があるようなので、お答えします。

主催者の意図としては、この間、自由に町歩きして頂きたいと考えています。

例えば下の写真。

現在「まいばすけっと」になっている場所は、その昔、銭湯でした。土方さんはここに通っていたようです。元藤さんと土方さんのショーダンス・ユニット「ブルー・エコーズ」は、ここにあったお風呂屋さんのエコーの音から命名されたとのこと。

現地に行っても土方さんの痕跡はありません。

でも、土方さんが通った銭湯の跡地を知ることで、なにか風景の見え方が違ってきませんか?

あちこち歩き倒して過去の痕跡に触れ、この町のことを知って欲しいと思います。

以下のページに前回の公演用につくった地図があります。

前回分当日パンフ https://doc.co/zTRsLG

全体地図 https://doc.co/DS2XF6

詳細図 https://doc.co/FZu17x

この地図と連動する音声(YouTubeページに上がっています)をつかうと、歩いただけでは知り得ない黄金町の過去が見えてくる仕組みです。


音声ファイルはオンラインで再生できますが、地図や解説書は予めダウンロードしてプリントするか、タブレットで御覧下さい。
(いわゆる「ツアー型演劇」「ドキュメント演劇」の形式を取っています)https://note.mu/yanvalou/m/mf984ce68093a

地図を利用して土方さんの住んでいたアパートの跡地も見て頂ければと思います。

音声は、できれば地図で指定したポイントで聴いてください。
現地に足を運び、自分の足で立って風に当たりながら聴くのと、自宅のパソコンでYouTubeを開きながら聴くのとではまったく感覚が違います。

ちょうどDVDでダンス公演を見るのと、劇場で生のダンスに触れるのとが大きく違うのに似ています。

当日は黄金町駅前を流れる大岡川の沿岸が「桜まつり」で賑わっています。桜まつりを楽しむのも良いでしょう。

「土方巽 1960 しずかな家」シリーズはあくまでも「地域アート」作品なので、こういう構成にしています。

*地図は本来前回公演用ですので再生指定時刻などの注意書きがありますが、無視してください。

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