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アメリカ取材旅行を振り返る

2023年8月25日から9月14日まで、書き下ろしの単行本取材のためアメリカを取材しました。
正確に言うと取材はロサンゼルス市内のみで9月4日まで。残りは残りはニューメキシコで観光です。
今更感がありますが、取材の様子をツイートで振り返ってみました。


じつは悪名高いサウスセントラルにあるロシア人経営のゲストハウスに泊まったのでした。
スタッフのアテンドがなく、メールでのインストラクションのみという大ざっぱなチェックインでした。泊まっている人は大勢いたんですけどね。
黒人ばかりの環境のなか、近所に韓国人が経営する酒屋があり、映画『ドゥ・ザ・ライトシング』のようでした。

癖のあるビジネスカード

この店のビジネスカードの裏面、すごい惹句です。
 
If a young girl like old men,
that's her business
 
If an old man like young girls,
that's his business
 
But if you turn this card over,
that's my business
 
いやはやナスティですね……。
ご想像の通り、店主は調子のよい黒人のおっさんです。
ほかの人種だぅたら、こんなカードは作らないのでは。
 
このとっぽい店は"Just Pop'n Burgers & wings"という名前。
非黒人が行くとアウェイ感が半端ないですが、日本にいては絶対お目にかかれない場所でもあります。
ググると出てくるので、興味のある方はぜひ。

UCLAを含め、海外の大学図書館の利用は初めてです。
僕は学生でもなければ、アメリカ国民でもありません。果たして利用できるのでしょうか?
日本の大学図書館を利用する場合、よそで紹介状を書いてもらうのが通例ですが、UCLA図書館のウェブサイトを読む限りでは「ウェブサイトにアカウントをつくるだけで利用できる」と書いてあるように見えます。
僕が使いたいのは一般の蔵書ではなく、スペシャルライブラリーに納められている一次資料なのですが、それもアカウントをつくるだけで良いとのこと。
 
本当でしょうか?
日本の大学図書館とまったく違うので現地に行くまで不安だったのですが、あっさり利用できてしまいました……!
アメリカの大学、太っ腹!

JANM内の展示
復元された強制収容所。太平洋戦争中、日系人はここに収容された。
欧州戦線で死闘を繰り広げた「442部隊」の説明書き。日系人の間で語り継がれる存在。
「442部隊」のメモリアル。
メモリアルの側面に戦死者の名前が刻まれている。
JANMの旧館外観。以前は仏教寺院だった。
今回の取材目的。とある日系人一族の方々の集合写真。この日集まったのは全体の半数くらい。
3世と4世が中心でちびっ子は5世。唯一存命の2世の方(ユタ州初の有色人裁判官)が前列の中心にいる。

L.A.最終日の午前中、第二次大戦と朝鮮戦争、ベトナム 戦争、イラク戦争で戦死した日系兵士が多く眠るボイルハイツのエバグリーン墓地に足を運びました。

高くそびえる殉国碑。戦死した日系兵士を讚えている
兵士だけでなく、一般の日系人の方々も瞑っている。
「妙齢の女性」のお宅でみせてもらった年代物の弁当箱。戦時中、両親が強制収容所で使っていたものとのこと。
彼女の父親は戦後日系人初の警察官になり、現在の上皇様(当時は皇太子)が渡米した際、警護を担当したそうです。(上段の写真:上皇様の右側の人物)

そのブロンプトンのオーナー、僕の泊まっているゲストハウスの泊まり客でした。タイミングが合わなくて顔を見ることはなかったけれど。
ブロンプトンの写真







「場面」ではなく「画面」ですね。だいたい3択になっていて、チップとして何パーセント上乗せするか選ぶシステムです。
店によっては0%を選べることもあります。
店の人には何パーセントを選んだのか分からないので、変なプレッシャーを感じずに済むのがうれしいですね。







おまけ




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