💹ROE?ROAって?初心者にも分かりやすく解説 株式用語💹
こんにちは、ナッツです🐶
今日は株式投資をしていくうえで、必ず耳にする「💹株式用語💹」についてお話していきたいと思います。
初心者の方でも理解しやすいように、噛み砕いて説明していきたいと思います!
ROA
ROAとは「Return On Assets」の頭文字を取ったものです。
直訳すると「資産に対する利益」、つまり「総資産利益率」ということになります。
ROAを算出する計算式は以下のとおりです。
分解した式を見てわかるように、ROAを高めるためには、
①売上高利益率を上げる
②資産の回転率を上げる
のいずれかになります。
①は、原価を減らしたり固定費を下げるなど、コストを削減して利益を上げるか、売価を上げたり販売数量を増やすなどして利益を上げる方法で高めることができます。
②は、銀行からの債権を処理する、在庫を減らす、不要な設備を売却するなどして総資産を減らすことにより高めることができます。
①と②の掛け算によってROAを高めることが可能となります。
ROE
ROEとは「Return On Equity」の頭文字を取ったものです。
直訳すると「株主資本(自己資本)に対する利益率」です。
直訳しても、まだイメージは湧きませんね 笑
ROEを算出する計算式は以下のとおりです。
分解した式を見てわかるように、ROEはROAに財務レバレッジを掛け算した式で表されます。
財務レバレッジを増やすには、他人の資本を活用する、つまり、銀行などから借入を増やしてレバレッジを効かせることで増やすことができます。
⚖️ROAとROEの関係性⚖️
前述の計算式から分かるように、「総資産に対する利益率(ROA)」に「財務レバレッジ」を掛けることで「ROE」が算出されます。
財務レバレッジを効かせることで、成長速度を加速させることができるんですね。
しかし、ROAの値に対してROEの値が高すぎると、財務レバレッジを効かせ過ぎていることにより、かえってリスクとなる可能性があります。
まとめ
今回は、ROAとROEの関係性についてお話ししてきました。
この2つの数字は、「数値が高いほどよい」や「目安はこれだけ」などと語られることが多いですが、算出方法や関係性を知っておくと、さらに深い分析ができるようになると思います。
今後も、自分の勉強も兼ねて、株式用語について書いていきたいと思いますので、今回の記事がよかったという方はスキ&フォローお願いします!
では、今日はこのへんで🐶
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