12月19日(木)の日記 忘年会での孤独
仕事終わりに取引先がクライアントを集めて開催する忘年会にクライアント側として一人で参加(同僚が参加できなかったため)。会場には100名以上はいそうな感じ。まずは取引先の人達を見つけてご挨拶。しばらくすると場所を移動し、予め決められたチームでゲームに参加。自分より10〜20以上歳上のお二人(同じ会社の社長と部下)と自分より若い別の会社の人、主催側の人(自分は初対面)の五人でゲームをする。なかなかに盛り上がらない。しかも自分はミスを多発して気まずさ満載。早く終わることだけを祈り、30分ほどで終了。その後は入って来た会場で酒と食べ物いただく。自分は取引先の人以外知り合いはいないのだが、彼らは忘年会で何らかの役割を持たせられているため、ポツンと一人。一人でいるのは慣れているのだが、役割を与えられてその会場内にいる取引先の人達にその様子を見られたくないので、なんかしてる途中感を醸し出そうと無駄にフードの列に何度も並んだりして時間を潰したりする。それにもすぐに限界が来て、会の終了時刻の30分前くらいにしれっと会場を後にした。冒頭の主催側挨拶で懇親を深めましょうと言っていたが、これでは難しいだろうという呼ばれた側の感想。本当に懇親を深めたいなら個別で普通に食事でもすれば良いと思う。その時間を省略したいのかもしれないが。
20時過ぎには家に着き、キングダム最新巻74巻を読んだりして過ごす。南陽の統治を巡る話、面白かった。寝る前にずっと観たかったNetflix『喪う』を観る。死が迫る父親の元に疎遠だった三姉妹が集う。生き方の異なる三人の確執がリアルでヒリヒリする会話劇。表面的な言葉や態度の裏側にある本当の気持ちに想いを馳せるまでに必要だった時間。家族という難しさと表裏一体の特別な絆を描いた優しい映画。ラストの展開が素晴らしい。