11月25日(月) Myアイドル、ANDRE 3000のBLUE NOTE Liveへ。
夕方、会社から歩いて青山のBLUE NOTE Tokyoへ。若い頃からの自分のアイドルであるANDRE 3000のLiveへ。1990年代後半から2000年代前半に一世風靡したHIPHOPグループOUTKASTのメンバーであるANDRE 3000は現在はラップを引退し、フルート奏者となっている。さらにはA24映画(「ホワイト・ノイズ』『ショーイングアップ』等にも出演する役者でもある。そして、今年発売した完全なインストゥルメンタルサウンドのアルバム『New Blue Sun』にもやはりANDREの才気を感じた。
第二部の開場19:45頃に開場着。来場客は半分くらいが外国人。早速、物販に行列ができており、自分も並ぶ。なかなか列が進まずに開演が近づく。後ろのカップルが諦めたタイミングで自分も諦めることに。ステージ階に降り、席に案内されるとまさかの最前列ど真ん中。体調があまり良くないのでノンアルコールとミックスナッツを注文。しかし、せっかくのANDREのLive、アルコールを入れて気持ち良く聞くべきではと思い、追加で今回のLiveのオリジナルカクテルを追加注文。
20:30になり開演。ANDREが登場し、目の前に。フルート担当のANDREの他、バンドメンバーはキーボード、ドラム、パーカッションの四人編成。とても緊張する。Andreはいつものオレンジのニットキャップとストライプのオーバーオール、足元はナイキ。オーバーオールは油汚れみたいのも着いてて着込んでる感じ。Liveが始まると床にずらっと並んだカスタマイズフルートの中から、次に吹くフルートを吟味するANDRE。手にとっては「いや、違う」と元に戻したりと完全に即興であることがわかる。マイクに向けて近づいたり、離れたりしながらフルートの音にエフェクトを掛ける。そして、息継ぎの音や笑い声、シャウトなどを合間に入れる。さらには文字通りのNew Languageを話すなど。時に目を瞑りながらバンドの音を聴いて、それに対してフルートで反応する。目の前で繰り広げられるセッションに完全に惹き込まれた。そして、神妙な顔でフルートを演奏しているANDREからラッパー時代の彼が重なったりと不思議な気持ちになる。やはり彼はジーニアスであると再認識。ちなみに、中盤のANDREのトーク時、自分の向かい側の席の中年男性の笑い声が大きく、ANDREもそれに呼応するように大きな声で笑って、セッションのようになっていた。
演奏終了。今日は『New Blue Sun』のアナログレコードとマジックを持参していて、もしもチャンスがあればサインを貰おうと狙っていたが、そのようなチャンスは無さそうなので諦める。クロークでコートと荷物を引き取り、再び列が出来ている物販に並ぶ。途中、並んでいると現在、仕事でタイアップ企画を一緒に進めている編集のYさんと遭遇。まだ若い(20代?)Yさんと意外な所で会ってお互い驚く。現在全く予期しなかったトラブルが発生しているのだが、なんとか乗り越えましょうと励まし合う。物販に30分ほど並びデザイン違いのロンT2枚を購入。チケット代含めてかなりの出費だが惜しくないくらい良いLiveを観た感覚があった。