創作日記 2023.10.15 創作に救われ、また苦しむ
10月15日(日)
昼過ぎ、小雨なので傘を差さずにグランドシネマサンシャインへ。『アンダーカレント』を観る。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119062422/picture_pc_de90a153a31b1a10406c7dfb8ab41e8f.jpg?width=1200)
家に帰って道草晴子さんの漫画『完本 みちくさ日記』を読み終える。14歳でちばてつや賞を受賞するも誤診で精神病と診断されアラサーまで人生を遠回りした著者が、下北沢を中心に出会った仲間との出会いで再び創作に向かい本を出版するまでとその後を描く。創作することで支えられるのは先日観た『バーナデット ママは行方不明』とも通じる。ただ、こちらは日記形式であることで、創作(漫画を描くこと)に向かったり、また辞めたくなったりの繰り返しの日々が描かれ、辛い過去をそんな簡単に消えないというリアルを感じた。とはいえ、可愛らしいタッチと愛すべき登場人物たちにほっこり優しい気持ちになる。道草さんが自分と同じように苦しんでる人のために書くというモチベーションを励みに前に進む姿が胸を打つ。
ポッドキャスト用にチャチャっとビートを作って寝る。