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引き摺りながら2回目の『憐れみの3章』

9月30日(月)

実家から出社。AirPodsの片耳が何故か充電されておらず、コンビニのCharge Spotで充電器を借りる。途中で両耳聴ける状態になり、オフィス着。今週は仕事が少し落ち着いているので、ゆったり仕事をする。一昨日、新橋で後ろ姿を見たKさんに、チャットで「一昨日、新橋いたよね?」と聞いたら行ってないとの返信。あの時、話し掛けなくて良かった。

昼になりオフィスビルの地下のデリでランチ。『相談は踊る』を聴きながらサクッと食べて、スタバでソイラテ。隣の席のサラリーマンが寝ていて気持ち良さそうだ。

午後、仕事の進め方が合わない人を交えたオンラインミーティングがあった。途中、彼の自分勝手な言動に思わず注意をしてしまった。これまでの蓄積もあり思わず言葉が出てしまった。彼が別件で先にミーティングを退出した後、残ったメンバーに見苦しい所を見せてすいませんと謝罪。

仕事を終えて日比谷へ。1回目にコンディションが悪く、睡魔との戦いになってしまった『憐れみの3章』の2回目をTOHOシネマズ日比谷で観ることにしていた。19:50の上映が始まるまではカフェで時間を潰す。初めて入ったカフェだったが、農園に拘ったカフェで一杯900〜2,000円という価格。一瞬たじろいだが冷静な振りをして1,000円のアイスコーヒーに夕食としてホットドッグを注文し、2,000円強支払う。席は空いていて快適だった。3Fのガラス窓のカウンター席から日比谷のオフィスビルから出てくる人達を眺める。途中、四人の男女がビルに入っていく。広告代理店が入ってるビルなので、オリエンの帰りだろうか。自分のようにメーカー側だとあまりこういうシチュエーションがないのでドラクエみたいでちょっと羨ましい。

時間になってTOHOシネマズへ。スマホの電子チケットを見たら開始時間が19:40だった。既に19:45になっているのでちょっと焦って入る。まだ予告編だった。3時間もある映画なので、奮発してプレミアムシートを予約した(人生2度目)。結果的にプライバシーが確保されたプレミアムシートはとても心地が良かった。今回は睡魔に襲われることなくしっかり観れた。一度目はよくわからない部分も多かったが、内容理解が深まった。分かりやすくなったのは、睡魔がなかったからか、ストーリーを大筋理解しているからか、今となってはわからない。

支配する側、される側。支配する側は支配して何かを実現したいというよりも、他者を支配すること自体が目的のようにすら見える。また、支配される側はもはや自分ではバーでの注文一つ決められず、誰かに決めて欲しい。誰かに指示されない状況が不安である。自分の頭で考えることの重要性。上記は1章、3章から読み取れることではあるが、2章がどう紐付けられるかはまだ良くわからない。ただ、全体を通じて現れる共通のアクション、舐める、食べさせる、飲む、セックス、暴走する車などのブリッジが不思議な統一感を生み出す。もちろん同じ役者が毎回登場している点も。

帰り道、コンビニで焼き鳥を買ってレンジで温めて食べる。映画館からの帰り道も今日の仕事でのやりとりを引き摺って嫌な気持ちになった。

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